徳島から愛媛、四万十川から高知を駆け抜けてゆきます。
昨夜は松山市の道後温泉に泊まらせていただきました。
実に久しぶりに、お参詣いただいた皆さまと一緒に過ごさせていただきました。
道後温泉は「日本書紀」にも書かれている日本最古の温泉といわれているのですね。
道後温泉本館は、明治32年に桃山時代の建築様式を模して建てられたそうです。
振鷺閣(しんろかく)の屋根の上には気品ある白鷺が羽を広げていました。
宿のロビーに、夏目漱石の本が並べられていました。
手に取らせていただいて、本が、宝物だった時代を感じて、嬉しくなりました。
大切に、大切に、作られた本。
大切に、大切に、されてきた本。
装丁、表装、素晴らしい。
まだ、本が宝物だった時代。
デジタル化してゆく時代、次から次へと本を買って、リサイクルしていく時代の中でも、本の大切さは忘れたくないですね。
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