本日、東京は西麻布に於いて、「= 終戦70年 世界恒久平和への祈り = 京都佛立ミュージアム「トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教」開催記念会、『ピカッ、ドーン!!(原爆) 九死に一生を得た一銀行員の記録』出版贈呈会」と題した、ささやかな昼食会を開催させていただきましたー。
本当に、あれよあれよという間に、今日を迎えました。
この昼食会の発起人とならせていただき、皆さまに応援していただいて、無事に開催させていただくことが出来ました。
明日から開催される、京都佛立ミュージアム主催『トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教』の企画を進める中で出会った編集者・大原哲夫先生。
その大原先生が目下編集中であったのが、広島で被曝された熊巳武彦さまが著された『ピカッ、ドーン!!(原爆) 九死に一生を得た一銀行員の記録』。
終戦50年の時、平和への祈りをこめてこの手記を自費出版され、内閣総理大臣をはじめ、政府の要人、各国の大使方に寄贈されたとのこと。
今年、終戦70年にあたり、未亡人の淑子さまが意を決して再刊を決意し、今一度、政府要人や各国大使にお配りしたいとのこと。
大原先生よりお話をお聞きして、この本が、そうした方々のお手元に届き、確かにお読みいただけるように、お手伝いすることとなりました。
それぞれ各分野に秀でた方々ですから、大変ご多忙であることはもちろんですが、その方々の御力をお借りして、この尊い書物をお届けしたいと心から願いました。
そして、今日の「出版贈呈式」の昼食会を開催させていただく運びとなったのでした。
本日、外交団長・サンマリノ共和国特命全権大使、マンリオ・カデロ 閣下をはじめ、パプアニューギニアのガブリエル・ドゥサバ大使、駐日エチオピア連邦民主共和国のマルコス・タクレ・リケ大使がご臨席くださり、熊巳淑子さまから直接この本を贈呈させていただくことが出来ました。
さらには、中山泰秀外務副大臣もご出席くださり、素晴らしいご挨拶をくださいました。
中山正暉大先生も大阪から駆けつけてくださり、広島市長からいただだかれたお手紙の一節をご紹介くださり、本当に有難かったです。
世界の恒久平和を願って毛筆で執筆し、亡くなられた熊巳武彦さまも、こうした皆さま方に、直接奥さまからご著書を御手渡しすることが出来て、大変に喜ばれているに違いないと思います。
心と、魂、祈りを、お届けできたことを。
本日、ご列席いただいた皆さまには、坊主の私からの突然のお願いに快く賛同していただき、申し訳ない思いで、御礼の言葉も御座いません(涙)。
とにかく、これからも、自分に出来ることを、必死にさせていただきたいと願うばかりです。
無理をお願いして、いろいろな方々からスピーチを賜りました。
お一人おひとりの言葉、肝に銘じ、心に刻んで、参ります。
白井貴子さんが、アカペラで一曲、歌ってくださいました。
「SAKURA SAKURA 幸せの架け橋」
この曲、この歌詞も、その背景にある歴史も、忘れないようにします。
映画「TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男〜」の主題歌でした。
歌っていただけるなんて、思ってもいませんでした。
素晴らしかったです。
宮澤和樹さんにもご出席いただき、明日から展示する賢治さんのお手紙を2通、『注文の多い料理店』の初版本をお預かりいたしました。
先ほど、無事にミュージアムまで持って参りました。
この賢治さんのお手紙は、本邦初公開となります。
間違いなく、必見です。
明日から、京都佛立ミュージアムは終戦70年特別展示「トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教」を開催します。
明日、NHKさま、KBS京都さまが取材に来てくださるそうで、本当に有難いです。
来年の1月末までの展示会です。
是非とも、ご観覧いただきたいと思います。
無事に、京都まで帰ってきました。
ミュージアムのスタッフ、ボランティアの皆さまが、昼夜を徹して準備をしてくださっています。
本当に、この方々こそ、欠かせない宝ものです。
今回も、私たちに出来ることを、精一杯させていただくのみですね。
本当に、何から何まで、ありがとうございます。
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