昨日は兵庫県西脇の本隆寺にお参りさせていただきました。
はじめて訪れた西脇市は、織物の町として大変栄えていた町とお聞きしました。
トータス松本さんの出身地と聞いて、とっても親しみが湧きました(笑)。
多くの都市がそうであるように、時代と共に需要や産業が移り変わり、生まれ育った町も大きく変わってゆく。
都市の中にあるお寺も、大きな変化の中にあります。
昨日お話をお聞きしたこと、播但布教区のご住職方、西脇本隆寺のご住職から、たくさんのお話をお聞きして、いろいろなことを学ばせていただき、考えさせていただきました。
お寺も、ご信者さまも、大変な中でご奉公されているというのが、実感です。
ご講有からお話、そして御法門いただきましたのは、そうした現実や背景を全て含めて、だからこそ罪障消滅という想いを忘れず精進しようではないか、という激励、ご指導でした。
関東と関西、都市と地方、日本と海外など、歴史も、文化も、環境も、人も、いろいろな違いがあります。
でも、きっと変わらない価値や答えがある。
そこにフォーカスして、学び合い、力を合わせたいと思いました。
オープンマインドで、学び合い、力を結集することが出来れば、オンリーワンの生きた仏教、佛立宗だからこそ、各都市で、各地域で、不可欠の存在になり得るし、どれだけ困難な状況にあっても必ず再生できる。
そんなことを、グルグル考えていました。
今日は朝から第211回 定例宗会。
冒頭の諭告にもありましたが、昨日随行させていただいた山内ご講有がご臨席される最後の宗会となり、この宗会の最終日に次期ご講有の推戴も行われるという、大変重要な会議です。
それにしても、時代の趨勢、各地域と各寺院の状況、ご弘通を担う人の資質を見るとき、より具体的な、積極的な、イノベーションが不可欠であることは間違いないです。
イノベーション。
なにはなくともプライオリティの最優先はご弘通を生き物と捉えたイノベーション。
これが本門佛立宗のアイデンティティ。
学べば行動し、行動するために学べ。
佛立の宗学を学び尽くせばここに至ります。
だから「生きた」「仏教」です。
現在17時、休憩中。
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