2016年4月13日水曜日

文化を守る

新緑って、まぶしいくらいですよね。

緑が、キラキラ輝いて見えます。

いま、新幹線で長野に向かっています。

なかなか長野でご奉公できず、申し訳ないです。

昨日、コレイア御導師が遥かブラジルから日本へと無事にご到着くださいました。

スリランカからは良潤師とケネカちゃん、インドからはシェーカー。

今朝、帰国を延期して頑張ってくれていたコレイア清行師がネパールから無事に妙深寺まで帰ってきてくれました。

16日、17日の門祖会、日博上人御50回忌ー。

これまでご奉公させていただいてきた、ご縁のある方々にお参りをいただいて、盛大に奉修させていただければと思っております。

天気予報は雨ですが、しっかりとご祈願させていただいて、信心改良、信行増進、槍が降ろうと後ろには下がりません。

スリランカ展がスタートしてから、思いもよらない、考えられない、数多くのおはからいをいただいています。

企画展で上映している映画『シッダルタ』のプロデューサー、ライト・オブ・アジア・ファンデーションのナヴィン氏からのお話は本当に大きく、こんな力の無い僕たちを心底信頼してくださっているのが、とってもありがたいです。

スリランカのみんなもそうだけど、一生懸命積み上げてきたご奉公のおかげです。

スリランカ展がスタートし、初日にはケネカちゃんに踊っていただきました。

参加者一同、感激でした。

もう、徹夜はしばらくしたくないけど(ずっとしてるけど)、朝から朝まで作業をしてくれたスタッフ、ボランティアの皆さまに、心から感謝ですー。

船長は最後に船を降りるー。

インチキ館長、いつまで身体がもつだろうなー。

しかし、本当に優秀なスタッフが揃っているから、後継者に不足なし。

組織は何よりも文化が大事。

前向き、後ろ向き、清廉な組織も文化、ズルい組織も文化。

体質ということも出来るけれど、最後の最後まで工夫を凝らし、みんなが一つの目標に向かって努力する、いいものを作ろう、とするのも文化。

SONYやPanasonicやHONDAなど、世界に名だたる企業も創業当時の「文化」を守ってこそアイデンティティだし、企業価値であることを知っている。

しかし、同時にその文化は失われてしまうこともあるんだ。

それぞれの企業も躍起だけれど、失われた文化を取り戻すのは容易ではない。

企業の場合、「文化」は「体質」になるから。

人間の身体でも、体質改善が容易でないように、硬直した組織の体質を変えるのは極めて難しい。

悪弊は善意から生じている場合が多いことを忘れてはいけないし。

だからこそ、時代や世代とともに変化してきたこと、変化を強いられたことを踏まえて、創業当時からの文化を、大切に築き、大切に守ってゆくことが大切ですね。

京都佛立ミュージアムも、幕末維新の仏教改革者・開導聖人のスピリットを受け継ぐ、佛立らしい組織であり続けるように願います。

長野に着きましたー。

本当に、ありがとうございます。

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