2016年4月15日金曜日

夜が明けて

恐ろしい地震が、また日本列島を襲い、多くの人が被災し、今なお大変な状況の中におられること、胸が詰まります。

まだまだ、激しい余震が続いています。

死者9名、負傷者650人超と報道されています。

昨夜から今朝にかけて、これまでの支援活動の経験を生かし、宗門でも、各寺院でも、ご奉公させていただきました。

地震発生直後から、宗門では総務局を中心に即時動き出してくださいましたし、広報局の松本現薫師は伏見から宗務本庁まで走ってくださり、1時間後の22時30分には各寺院やご信者さまの被災状況や安否確認を開始してくれました。

眠れぬ、大変な夜をお過ごしになったと思います。

明るくなり、被害の状況が明らかになってきました。

5年前を、思い出します。

「東日本大震災から5年 ハチドリのひとしずく展」が終了したばかりのタイミングで、また大地が揺れて、大自然の巨大さ、人間の弱さを痛感する地震。

昨日は、夕方から良潤師とスリランカのご奉公について会議、夜は局長会議の担当者が集まり、シェーカーを囲んでインド・プロジェクトについて議論を重ねていました。

21時半前、終了のご挨拶をし、玄題一唱を終えたところで、会議室の隣でご奉公してくれていた清和会さんから大きな地震が発生したと聞き、全員でテレビの前に走ったのでした。

東日本大震災以降、大地震の発生が予想されていた東海沖、南海沖などとは異なる、思いも寄らなかった、九州、熊本で起こるとは。

熊本城。

地震の恐ろしさを感じます。

FacebookやLINEで熊本県在住の方々からご連絡をいただき、本当に被災地を身近に感じながらお看経、ご祈願させていただいております。

今後、宗門でも、各寺院でも、そして一人ひとりも、でき得るかぎり、支援活動に力を注ぎます。

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