2016年4月24日日曜日
『日博上人伝 ~受け継がれる不屈の佛立魂~』
日博上人という方は、 その御一生、 最後に残された辞世の句に、
「命をば 妙法華経に奉り カンナをかけてやりし日もあり」
とお詠みになっているように、 僅か法寿61歳でご遷化になられるまで、 御法のため、 ご弘通のため、 命を削って、大正から昭和を駆け抜けられた偉大な御導師です
乗泉寺で得度をされ、 横浜の妙深寺、 小田原法正寺、相模原妙現寺で住職をつとめられ、 さらに会津や館山、熱海、 静岡、 甲府など、 広くご奉公の功績を残されました。
そしてご弘通の想いは国内にとどまらず、 パラオ・テニアン・サイパン、 さらには二度にわたるブラジルでのご奉公。
また、 「国立箱根療養所」 の慰問活動や、 「児童養護施設・ゆりかご園」 の開設、 ライ病患者への献身的な支援など、社会福祉への貢献も大きく、 そのご一生は、 怨嫉や病気との闘いであり、 それらを不屈の魂、 現証御利益で乗り越えられ、 無より有を生じ、 真の生きた佛立信心の姿を、 私たちに示してくださいました。
そしてその不屈の佛立魂は、 日博上人のご意志を受け継ぐ一人ひとりの心に、 今も生きているのです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
桜、ありがとう🙏
御教歌 楽しみは さかぬ間にあり 桜花 さけばちるてふ をしさかなしさ 今年の桜も、ありがとうございます。日本列島を桜色に染めながらゆっくりと北上してくれる桜。感謝というか、手を合わせたくなります。 陸前高田の一本桜、小岩井農場の一本桜、弘前城の桜、いつか桜前線を追いかけたい。...
-
この地球が到達した、彼も助かり我も助かる、持続可能の再生可能クリーンエネルギーを確かめ合えた時間。 普遍真理、普遍思想を説く仏教が、人びとのライフスタイルに密着し、プラクティカルに実現していることに感激する一座が、本門佛立宗妙深寺の開導会でした。これほど嬉しいことはありません。...
-
磁力で引き寄せられるように自然と一つになってゆく。人間たちの想像をはるかに超えて。僕たちは大きな宇宙の中の小さなピースに過ぎないから。本当に、不思議です。誰がシナリオを書いているんだろう。 今日、サンフランシスコの淳子さんが妙深寺にお参詣くださいました。まったく知らなかったです。...
-
12月となりました。今年の締めくくりを油断なくしっかりさせていただきましょう。 11月30日は年に一度の妙深寺京都組の御講を奉修させていただきました。古くから長松寺は所属の信徒をいただかないことになっています。とはいえお教化のご奉公は何より大切ですから、住職や淳慧師、博子姉のお教...
0 件のコメント:
コメントを投稿