この、深夜の大地震から、絶え間ない余震が続き、死傷者が増え続けています。
報道だけではなく、現地からSNSなどを通じて様々な情報が届き、5年前の東日本大震災のことを思い返し、一分でもそうした経験を活かして、被害を最小限にし、支援活動が的確に行われることを願うばかりです。
2011年3月9日、三陸沖で発生した巨大地震の後で、3月11日の大震災が発生したこと。
東日本大震災から時を置かず、連鎖したかのように長野県北部を巨大地震が襲ったこと。
支援活動は、現地を混乱させないように、配慮し、工夫すべきであること。
刻一刻と、支援方法、その内容、必要とされる物品も変わるということを考えて、現地の避難所や行政機関の方々と綿密に情報交換すべきこと。
支援に向かうにしても、被災地に渋滞を起こさぬよう、二次災害に巻き込まれぬよう、ガソリン、軽油を含めて、支援者が現地調達を期待せず、周到に準備すべきこと。
自衛隊やレスキュー隊、消防車や救急車、警察車輌を、手を合わせて、祈りながら見送った東北自動車道、常磐自動車道。
これだけではありませんが、あの日、あの時に考えたことのすべてが、いま活かされることを願うばかりです。
5年前の3月18日、仙台 妙法寺のキッチンのテーブルの下で、寝袋で仮眠しながら突き上げるような余震を感じていた明け方、なす術のない大自然の猛威に、ただただ祈るばかりでした。
どうか、鎮まりたまえ。
南無妙法蓮華経。
それしか思い浮かびませんでした。
今日、妙深寺では門祖会併せて日博上人御50回忌法要の第一座を勤めさせていただきました。
約670名のお参詣をいただき、みんなで熊本の被災地を想い、熱祷を捧げました。
地震の規模が前例なく広がっているとのこと。
巨大災害を前にして、一つひとつ、一人ひとり、でき得ることをさせていただかなければならないと思います。
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