2016年4月16日土曜日

門祖会併せて日博上人御50回忌法要 第一座

この、深夜の大地震から、絶え間ない余震が続き、死傷者が増え続けています。

報道だけではなく、現地からSNSなどを通じて様々な情報が届き、5年前の東日本大震災のことを思い返し、一分でもそうした経験を活かして、被害を最小限にし、支援活動が的確に行われることを願うばかりです。

2011年3月9日、三陸沖で発生した巨大地震の後で、3月11日の大震災が発生したこと。

東日本大震災から時を置かず、連鎖したかのように長野県北部を巨大地震が襲ったこと。

支援活動は、現地を混乱させないように、配慮し、工夫すべきであること。

刻一刻と、支援方法、その内容、必要とされる物品も変わるということを考えて、現地の避難所や行政機関の方々と綿密に情報交換すべきこと。

支援に向かうにしても、被災地に渋滞を起こさぬよう、二次災害に巻き込まれぬよう、ガソリン、軽油を含めて、支援者が現地調達を期待せず、周到に準備すべきこと。

自衛隊やレスキュー隊、消防車や救急車、警察車輌を、手を合わせて、祈りながら見送った東北自動車道、常磐自動車道。

これだけではありませんが、あの日、あの時に考えたことのすべてが、いま活かされることを願うばかりです。

5年前の3月18日、仙台 妙法寺のキッチンのテーブルの下で、寝袋で仮眠しながら突き上げるような余震を感じていた明け方、なす術のない大自然の猛威に、ただただ祈るばかりでした。

どうか、鎮まりたまえ。

南無妙法蓮華経。

それしか思い浮かびませんでした。

今日、妙深寺では門祖会併せて日博上人御50回忌法要の第一座を勤めさせていただきました。

約670名のお参詣をいただき、みんなで熊本の被災地を想い、熱祷を捧げました。

地震の規模が前例なく広がっているとのこと。

巨大災害を前にして、一つひとつ、一人ひとり、でき得ることをさせていただかなければならないと思います。

0 件のコメント:

今年もいよいよ大詰めですー

いよいよ「今年最後」のご奉公が続き、「よいお年を」というご挨拶をさせていただくようになりました。 今年最後の教区御講を終えた日曜日の夕方、横浜ランドマークタワーのスタジオで白井貴子さんをゲストにお迎えしてラジオの収録を行いました。ずっと聴いていたいほど大切なお話が盛りだくさん。 ...