ブラジルへのツアー。
2020年10月22日から11月4日まで予定されているブラジルへのご講有巡教に随伴参詣させていただくツアー。
佛立新聞1月号の告知記事と、私のSNSのみでご披露させていただいたのですが、想像を絶する大反響をいただきました。
旅行社とはツアー成立の最低参加人数を30人と取り決め、定員をいちおう40人としていました。
しかし、何と現在これをはるかに超える仮申し込みをいただいております。
功徳絶大のご講有随伴。さらに佛立アンバサダー・コレイア御導師のご奉公に対する御礼参詣の方もおられます。
「はじめてのブラジル」「コレイア御導師とめぐる」「日水上人の足跡をたどる旅」という特別なコンセプトやあり得ないほど格安の旅行費用も人気の理由だと思います。
とにかく、ブラジル教区の生き生きとしたご弘通、ご信心、それを切り拓かれた初祖・茨木日水上人のご奉公を、一人でも多くの方に感じていただきたいのです。
昔々、コレイア御導師とは飛行機を一台チャーターしてブラジル団参が出来たらいいね、と話をしていたことがありました。
190万人のブラジルの日系人社会を創始したのは本門佛立宗のご信者であった水野龍さん。第一回移民船に乗船した唯一の僧侶・茨木日水上人。ブラジルと本門佛立宗の歴史は絶対的に特別なのです。大切に守り、育ててゆかなければならないのです。
いつか、ブラジルの教講が、日本の教講を励ましてくれる日が来る。1955年、昭和30年、65年も前に、清水日博上人はそう見た。妙深寺の月刊紙『一実』にはそうした言葉が何度も綴られています。
Facebookなどのソーシャルメディアが発達した時代。距離も時間も飛び越えて、毎週、毎日、ブラジル教講のご奉公がパソコンや手のひらのスマートフォンに出てきます。それを見て、本当に感激したり、素晴らしい刺激を受けるのです。
唯一の本山を中心に、お互いに励まし合い、時にはご弘通を競い合い、混沌とする世界の中でも、一つになってご奉公できるはずです。
最高のツアーとなるように、仮申し込みをされた方々全員が行けるように、現在コレイア御導師や旅行会社と最終調整を続けております。
今回、リオやイグアスの滝には行きませんが、絶対それ以上に価値のあるツアー内容です。
コレイア御導師から「イグアスの滝とかコパカバーナなどの喜びは知れていますし、お金で買える一瞬のものです。しかし、今回の喜びはお金では絶対に買えないし、一生残る喜びなのです。必ず皆さんによかったと言っていただける。そうなるように精進いたします。」とメッセージをいただきました。
サンパウロからサントス(三浦知良選手が所属していたサッカーチームの本拠地)にも行きます。この港に、日本から来た移民船が到着しました。その時の新聞記事も残っています。ツアーでは日水上人を想いながら、船を出してサントス港を周遊する予定です。
お参詣やお助行の合間を縫って、コーヒーミュージアムや移民資料館などにも立ち寄ります。
移民の方々の収容所や、実際に働かされていたコーヒー農園も訪問します。NHKドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」のロケが行われた東山農園。移民の方々が暮らした馬小屋のような住居が残されています。
サッカーミュージアムにも行き、実際に本番ブラジルでサッカー観戦をしていただく予定も組んでいます。リンスに向かう途中、インディアン村にも立ち寄ります。コレイア御導師が視察してくださっています。
リンスの大宣寺では土曜日と日曜日の2日間にわたって特別法要が予定されています。ブラジル全土から代表で1200名が参集する予定です。
リンスのホテルはブルーツリーリゾートの予定です。このツアー価格では泊まることは出来ないと思っていました。暑いリンスに適した素晴らしいホテルです。水着をご持参ください(笑)。
ブラジル団参中は、コレイア御導師も私も、福岡清耀師も、団参の皆さまから離れず、この歴史的なご奉公、日水上人の御50回忌の円成まで頑張ります。一大報恩ご奉公となります。
どうか、期待してお待ちくださいませ。
引き続き、仮申し込みはお聞きしておりますので、宗務本庁弘通局までお問い合わせください。
ご講有巡教を、これまでの歴史、ご奉公に感謝し、新しい歴史の第一歩を踏み出すものにしなければならないと思い、タフな協議を続けます。それこそお役をいただく者の責任だと思っています。
ありがとうございます。