二日間ともに快晴の下、現時点での参詣数1261名(他寺院・ボーイスカウト・ガールスカウトを除く)のお参詣をいただいて、本当に盛大に奉修させていただくことが出来た。また、今回の門祖会は住職が奉修導師ということだったので、他寺院からの団参もいただかず、完全に寺内のみで奉修させていただくことになっていたが、北は北海道から南は九州、関西から関東近郊の寺院から多くのお参詣をいただいた。
参詣将引のご奉公では、「お参詣します」という方の集計を部長さんがしてくださっているのだが、今回は直前まで例年よりも少ないのではないかと心配していた。しかし、土曜日の第一座で432名のお参詣。では、土曜日にお参詣をいただきすぎて日曜日のお参詣が少ないのではないかと心配していたが、そうではなかった。本当に、お参詣者の方々の功徳、ご信心がありがたい。
今回のお参詣者の方々を拝見していて、妙深寺の三大会(さんだいえ)の傾向が分かった。本当に新しい顔ぶれの方々が増えている。また、ご信者が多くの友人や知人の方を誘ってくださり、いわばそうしたご信者ではない方々のお参詣も多い。数年前から「感動あるお会式企画」の部署を作り、それぞれ工夫をこらしたご奉公を進めてきてくださったのだが、完全に実りの時期を迎えたのだろう。丁寧な説明、ご案内、ご挨拶など、分かりやすい、お友だちを連れてきたくなるようなものにしてくださっているのだろう。
昨日の夕方、土曜日の奉修後に、安彦さんから連絡があった。「ご住職、いらっしゃいますか?時間をつくれますか?」と。私は「はい」と答え、安彦さんは「では今からお寺に行きますから、お時間ください」と言って電話を切った。30分後くらいして安彦さんがお着物を着た女性をお連れになった。お話をお聞きしてみると、安彦さんは「ご住職が誰とでも会わせてくださいって仰ったのを聞いて、もう自分でも分からないのだけど、この方がされているお店に行って、お寺のことをお話ししていたら、では行こう!となってお連れしたの」ということだった。その女性といろいろなお話をする中で、「ぜひ、私もご信心させていただきたい」となり、その場で御本尊拝受願いをお書きになり、「こんなに清々しい気持ちになったのは久しぶりです」とお喜びいただいてお帰りになった。お教化のできる御会式。本当にありがたい。
門祖会、またまた素晴らしいご奉公をしてくださった皆さまに、感謝、感謝。
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