2009年2月9日月曜日

シータカンティさん宅へ御本尊奉安

 御講席で特に記憶に残っていることがある。あるコロンボから来た男性が、御戒壇の向きについて質問された。御本尊を奉安する時、御本尊の向きは、北向きがいいとか南が良いとかありますか?というものだ。私は、「人間社会は時代と共にジンクスのようなものを増やすが、本当の仏教にジンクスはありません。HBSの信仰では、方位方角を気にすることはありません」と応えた。
 次に伺ったお宅。地元でスパイスを売っておられる家業で、自宅の表で店舗をされておられる。Galleのセンターから車で10分くらいのお宅。今回、お教化になったそうで、御本尊を奉安させていただいたジャヤヴィーラ・シータカンティさんという方のお宅。その日はお店を閉めて御講にお参詣、そして御本尊をお迎えするに当たって家族全員でお迎えくださった。家族全員でのお看経。はじめて伺うお宅だから、御本尊奉安の前に家族全員の名前をお聞きする。エランダ、マリンダ、ダメットゥ、チャトランガさん。言上するのに舌を噛みそうになるが、御宝前に言上させていただく。全員そろってのお看経は本当に有難いことだ。
 御戒壇は、スリランカHBS独自にデザインした汎用御戒壇。お盛物にはバナナ。お花を綺麗に供えてあり、御天目もスリランカのお砂糖入れのような綺麗な容器にご用意してくださってある。一つの御蝋燭、御香炉。お助行には数十人のお供がいて心強い。御講から、ワゴン車3台でスリランカ南部をグルグルと廻った。ありがたい。

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幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...