新興住宅街(といっても、いつも書いているように、私にはちょっとしたジャングルにしか見えないが)を徒歩で歩いてカスン君の家に行くことにした。ディリーパ君と二人で気持ちの良い散歩気分。みんなはワゴン車に分乗して移動した。ワルナさんはほんの短い距離なのだがちょっと道を間違えて大笑い。楽しいお助行だ。
カスン君の家も新しく建設中とのこと。既に外観は立派に完成しているのだが、家の中の細かい部分はこれからなのだという。壮麗な家になっている。コロンボで活躍している長男のカスン君の親孝行もあるのだろう。スケジュールとして、このカスン君のお宅で昼食をいただいた。
お母さんは自慢の腕をふるってくれていた。エビなどの海鮮の料理もあれば多種多様な野菜を使ったお料理もあった。私は、この昼食ではスリランカ式に右手を使って食べることにした。なかなか上手にならないと右手で食べ物を口の中に運ぶのは難しいものだ。しかし、郷に入っては郷に従えで、スリランカの料理などは手で食べた方が美味しく感じる。事実、ちょっとしたポイントを教えてもらったので、上手に食べられるようになった。そして、まごころのこもったご供養は本当に美味しかった。
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