妙深寺は楽しい!楽しいって思っていただけるように、昨日の門祖会の奉修が終わった後、本堂で御礼のお看経をさせていただいて、その後で清康師と綾子ちゃんの結婚式のビデオを放映した。みんなゲラゲラ笑ってくださって、よかった。まだご奉公中の部署もあったので申し訳なかったが、時間的な制限があるのでご容赦いただいた。
御礼のお看経では、奉修が滞りなく円成できたこと、各部署のご奉公が無事に終えられたことを御宝前に御礼申し上げる。また、ご奉公中に「知らず図らずの御不敬や懈怠」があったことをお懺悔させていただく。そして、あらためて、それぞれの罪障消滅、信心増進、御利益感得をご祈願させていただだくのだ。
これだけでも、佛立信心の基本理念、教えが活かされていて、ありがたい。ご奉公は「させていただく」もの。「やってやった」では功徳にならない。御教歌「願くはつかひ給はれ奉公を するなんどいふ 身分ではなし」。そして、頑張ってさせてもらった中でも、何か心得違いや間違いがあったのではないかと省みてお懺悔。とにかく、ありがたい。
今回の門祖会では、前の項でも書いたが新しい試みがたくさん。接待のご奉公を担当する婦人会さんの部門でも新しい方が着物を着てご奉公してくださった。接待の場所は庫裡の二階で、お給仕の練習。今回は御衣をたたむご奉公などはなかったのだが、本当に綺麗な所作でご奉公してくださった。
御教歌「信心のよわさつよさはことの葉に あらはれ所作に見ゆるもの也」。お祖師さまは「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」とお諭しになられている。お給仕のご奉公は、私たちが御法さまを前にして所作振舞を学ばせていただくことに他ならない。
本堂内の席上を整えたりご案内したりするご奉公から、寒風の中の駐車場のご奉公、受付のご奉公、厨房でご奉公者のご供養を作ってくださるご奉公などがあり、そうした部署や方々を挙げれば切りがないが、そういう方々の御力で多くのお参詣者をお迎えできている。写真を撮っていただいていたので、ご紹介したい。
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