2009年2月9日月曜日

Galle御講でのご供養

 御講席では、必ず食べ供養がある。Galleでも、真心のこもったご供養を用意してくださっていた。
 日本の妙深寺では、諸事情によって食べ供養の形式を変えたりしているが、上座部仏教の文化として食べ供養はスリランカの方々にとって非常に重要で、現在のところそのままにしてご奉公していただいている。これもスリランカの文化伝統の一つだが、御講席のご奉公中にコップに入った「水」を導師に持ってきていただくと、それが「ご供養ですよ」という合図。合図、というかお誘いのご挨拶だそうで、無理矢理そのお水を飲もうとすると、「いやいや、ご供養の準備が整いましたという合図です。飲まなくても良いですから奥の部屋に来ていただけますか」という。そういうことで、奥へ。
 奥には、見事に用意されたご供養が。多種多様な果物、カレー、お菓子などが用意されている。どれも、今では見慣れた食べ物なのだが、正式な名前を知っていたり、知らなかったり。カレーも用意してくださっていたけど、ちょっとお腹がいっぱいで食べられない。私の大好きな「Hopper」もあったのだけど。これは、お米から出来たものなのだが、ホットケーキのような作り方があったり、やわらかい麺のようなものがあったり、とにかくカレーと混ぜるととても美味しい。私は全世界、どんな国でも、状況でも、出していただいたご供養は美味しくいただくようにしてる。
 自分のプレートに乗せたのは、写真の手前にあるとおり、お菓子。葉っぱにくるまれた甘さ控えめのお菓子。中には柔らかいお饅頭のような美味しいお菓子が入っている。小さなケーキのようなものも、お腹いっぱいだから取ってみた。これはどのお菓子とも比べられないなぁ。もともと、日本ではほとんどお菓子を食べないし、種類も味も分からない。でも、小さいから取らせていただいたのだけど、甘かったなぁ。紅茶もいただいたのだが、砂糖がドバッと入れてあってすごく甘い。福岡御導師曰く、「紅茶に砂糖を入れるというよりも、砂糖に紅茶をかけてるという感じ」である。
 でも、ご供養は有難い。

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