2010年10月21日木曜日

コンテナ

苦労に苦労を重ねて、昨年の「第3回 青少年の一座」に持ち寄っていただいたおもちゃが、ブラジルの日教寺に到着いたしました。1年以上、本当に、大変な時間がかかってしまいました。
この間、全国の佛立青少年のまごころを、なんとしても届けようと、配送方法や配送コスト、税金など、いろいろな問題にもあきらめることなく、海外部長をはじめ、ブラジルのコレイア教区長、来日中だったマセド師、弘通局の部長方や書記の方々など、保管から実際の送付まで、ご奉公くださいました。
嬉しい悲鳴といえばそうなのですが、第2回の時には段ボール数箱だったおもちゃが、昨年はコンテナ1台分にもなっていました。ブラジル大使館や領事館、配送業者各社、ブラジルの税関などなど、いろいろな交渉を経て、この初夏に来日中だったコレイア師に一任。コレイア師がコンテナを1台借り切って、送り出してくれました。
しかし、地球を半周、約2ヶ月を経てブラジルのサントス港に到着しましたが、税関や税金の問題で受け取ることが出来ません。ブラジル到着後も手を出すことが出来ず、そのままになってしまいました。ブラジルの御講師方もお忙しい中、ようやくそれを動かしてくださったのです。

昨日、ブラジル側から海外部長にコンテナを受け取った旨、お電話をいただいたそうで、夜にメールが届きました。本当に、ありがたい。佛立信徒の菩薩心、善意、慈悲が詰まった「おもちゃ」ではありましたが、結果として大量の「おもちゃ」は入国不可、入国させるなら莫大な税金を支払うようにとのこと。本当に頭を抱えました。が、本当に、関係各位のご協力、ご決断をいただいて、なんとかサンパウロの日教寺まで到着したのです(涙)。
ハードルがいくつもありましたが、ここまでたどり着けました。これから、どうか全国の佛立青年の思いを、ファベイラや恵まれない子どもたちに届けていただき、ご弘通に結びつけていただければと思います。ブラジルの皆さまには、ただ、ひたすら、お願いするしかありません。
同時に、本山宥清寺の巨大なガン、これもブラジルに到着。よかった。本山宥清寺の宝蔵に護持されていた立派な梵鐘を、ブラジル中央寺院・サンパウロ日教寺の本堂へお送りしました。これは、本門佛立宗の歴史に刻まれると思います。100年後、どうしてこのガンがあるのか、きっと、後輩たちが驚きながら調べることになると思います。これも、大変な出来事でした。
ありがとうございます。

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