2010年10月24日日曜日

ご信心とお仕事

今日は相模原妙現寺のお会式でした。日曜日の家族参詣から相模原に向かいました。

法深寺ご住職、清水布教区長のご唱導で、本当に有難い御法門を聴聞させていただきました。

信行、ご奉公の体験談、本当に素晴らしかったです。武田さん、すごい。

一年前に班長というご奉公を受けることになり、はじめはどんなご奉公をしたらいいか分からず戸惑ったとのこと。しかし、とにかく自分なりに精一杯ご奉公させていただこうと頑張ってこられた。

武田さんは内装のお仕事をご自分でされており、お寺で出会った信友である末広さんと語り合い、励まし合いながら、コツコツとご奉公に励まれてきた。今年の三月には本山での24時間口唱会にも参加してくださいました。

分からないながらもご奉公をスタートし、素直に、前向きに実践されてきた武田さん。自分自身でご信心の大切さを感得されていました。仕事にもご信心を生かそうと決意して、仕事の打ち合わせにもお数珠を持っていき、打ち合わせの前にお数珠で手を合わせる。

取引先の人から「あら、武田さん。変な宗教はじめちゃったの」と言われることもあったけど(笑)、「いや、そんなんじゃなくて、手を合わせる気持ちで、この仕事をさせてもらいますっていう意味です」などと答えたり。

内装業大不況の中、みんなが「なんで武田のとこばっかり。裏で何かやってんの?」と言われるくらい仕事が来て、「そんなことするわけないじゃないですか」と答えています、と。今や8人の職人さんを抱えて仕事されているそうです。

本当に、有難いお話でした。忙しいからこそご信心、ご奉公。さらに、ご信心が素直正直だからこそ、お仕事に、ご信心と同じ気持ちで向き合う。お数珠を手に、仕事の打ち合わせをするほどに。そうして、本当に、不思議な現証の御利益が顕われて、さらに喜んでご奉公に励む。最高のサイクルです。

そんな素晴らしいお話をお聞きできた妙現寺のお会式でした。

ありがとうございます。

0 件のコメント:

お寺は空気と雰囲気

昨日は今年最後のお総講、辞令下付式、受持発表、午後からは教講納会がありました。 新旧の教区長さん、新旧の部長さん、新旧の婦人部長さん、それぞれ最高のご挨拶、ありがとうございました。明るく、楽しく、という言葉が次から次へと出てきて、胸がいっぱいになりました。本当に、これこそ生きたお...