ブラジルは真夜中の3時。この後、4時15分に出発します。
ブラジルご奉公初日の昨日は大変なご縁に恵まれた素晴らしい一日となりました。食事も、水さえも飲まずに走り回りましたが、まず渡航目的の一つである京都佛立ミュージアムの企画展について、ご協力のお願いをして廻りました。
実は、こうしてご奉公させていただくことが、ブラジル社会の中のHBSによっても、大変意味のあることだと知りました。
本当に「京都」「佛立」「ミュージアム」でよかったです。
「ハチドリのひとしずく展」の次に予定している大型企画「W杯ブラジル大会開催記念 ブラジルと仏教展(仮)」についての取材、協力依頼をさせていただきました。
水野竜さんのお墓参り、ご近所の方へのお助行、ニッケイ新聞社への訪問、ブラジル日本移民史料館での打ち合わせと取材、撮影、ブラジル日本文化福祉協会での面会と、充実したご奉公ができました。本当に、ありがたいです。
特に、MUSEU DO FUTEBOL(サンパウロ市立フットボールミュージアム)では、W杯直前ということもあり最初はほとんど協力はできないという言葉もあったのですが、館長にもお会いし、1時半ほど一緒に過ごして担当の方と深い信頼関係を築くことが出来て、資料提供、物品や動画、写真について、最大の協力をくださることになりました。感謝の言葉もありません。
ニッケイ新聞社は100年の時に小山猊下の記事を掲載いただいた時に訪問した以来でしたが、ご協力をお願いいたしました。編集長さまがHBSの活動にご理解をいただいていることを感じ、感動しました。100周年から6年間で、いろいろな地殻変動が起きていることを肌で感じます。
思いがけず曹洞宗南アメリカ国際布教総監部の方ともお会いすることが出来て、刺激をいただきました。日系人社会からブラジル人社会へ浸透してゆく仏教。
今日も、何度かお話しましたが、思想と思想がぶつかり合うところで、普遍的な思想が生まれてゆきます。法華経の場合は「再確認」とでも言えると思いますが。ブラジルのジャーナリストの方とお話ししていて、仏教の世界化と普遍化の中心にHBSが存在し、奮闘していること、それに期待してくださっていることを痛感しました。
ブラジル日本移民史料館の山下リジア玲子運営委員会副委員長さまには大変なご協力をいただきました。中島委員さまにもずっとご一緒いただきました。私たちの企画展へのご理解をいただき、ブラジル日系移民106年間のすべての写真などのデータについてお借りできるようご快諾くださいました。主催は京都佛立ミュージアムですが、後援や協力団体としてフットボールミュージアムや移民史料館さまが加わってくださることは大変なことです。
山下さまには、大きな史料館のすべての展示について、丁寧に、優しく、ご紹介いただきました。1955年、昭和30年にブラジルを訪れた日博上人のことを想い、当時のご信者のみなさまのことを想い返し、感無量でした。
また、ブラジル日本文化福祉協会の副会長さま、みなさまにもご挨拶、ご協力のお願いをさせていただくことが出来て、本当にありがとうございました。
まず、初日のご奉公として駆け抜けて、想像していた以上にお計らいをいただくことができて、重ね重ね、目には見えないお力添えをいただいているのだと痛感しました。
お会いしたみなさまへ、精一杯プレゼンテーションさせていただきました(汗)。本当に、よかったです。
今日も駆けずり回ります。
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