2016年5月24日火曜日

無事に上映出来ましたー。

NATIONAL FILM CORPORATION SRI LANKAを会場に、国際仏教徒映画祭の長編部門の上映と、本門佛立宗・京都佛立ミュージアムで製作した短編ドキュメンタリーを上映させていただきました。

まず何よりも『あん』が素晴らしかったです。

そして、「ハチドリのひとしずく」をテーマとした私たちの映画もスリランカの方々の心に届いたようです。

上映後、素晴らしいスピーチをいただき、感激しました。

また、スリランカの豪雨災害も大変な状況ですが、熊本地震の被災者の方々のためにと、紅茶を1000箱お預かりしました。

責任をもってお届けできるように、現在宗門で支援活動を続けてくださっている方々にご報告し、実施いたします。

今日も『シッダルタ』の主演男優・ガガン氏と再会し、いろいろなことについて話をしました。

なぜ彼が仏教徒となったのか。

私も訪れたことのあるナーグプル、ドクター・アンベードカルが約50万人とともに仏教徒に改宗したあの場所で、彼は2万人を前に仏教徒として生きる大切さを語っていました。

すごい動画を見せてくれました。

ただの俳優ではなくなってしまったのですね、すごいです。

『ライフ・オブ・パイ』という映画の監督やカメラマンと共に、愛と平和に満ちた仏教の思想を世界に伝えようと企画を練っているそうです。

もう、メールもいただいたので、これからHBSの教えをはじめ、いろいろなアイデアをシェアしてゆきたいと思います。

スリランカは23時を回りました。

ナヴィン氏のお宅に移動し、夕食をいただきながら屈託のない意見交換を行いました。

いつも、こうした会議の時には、思ったこと、感じたことをストレートにお伝えするようにしています。

限られた時間の中で、脚色しても、遠慮していても、あまりプラスはありません。

岩田ヘレン先生が教えられているとおり、どれだけ英語が上手でも、それだけではダメです。

コミュニケーション能力は語学ではないと教えてくださいました。

僕が思うに、いろいろなテクニックはあると思うのですが、コミュニケーションで大切なのは何よりも正直さではないかな。

誰かと出会って、「この人から何がもらえるかな?」「どんなプラスがあるかな」と考えるのではなくて、「この人のために何を与えられるだろう」と考えて、正直に人と向き合えば、必ず心が通うと思うのです。

今夜も、そうして正直にお話をしました。

未来のために。

そして、今回大変にご尽力いただいた大山さまが、空港に向かわれました。

本当に、感謝の言葉も見つからないほど、大きなお力添えをいただきました。

未来に向けて、これからも「何が得られるか」ではなく「何を捨てられるか」と考えて、前進してゆきたいと思います。

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