2016年5月6日金曜日

泣き虫の出発

突然となりましたが、今朝からまた清行師をネパールに送り出しました。

いろいろなことがあり、やはり彼がネパールにいなければならないと判断しました。

本当に、いろいろなことがあります。

無より有を生ず。

簡単なことではありません。

御法さまに救われてきた私たちだからこそ、御法さまのお手伝いをさせていただき、万分の一でも御恩をお返ししたい。

それがご奉公だと思っています。

若い頃からやんちゃをしてきた清行にもその気持ちがあり、昨日の夜も、今朝も、泣いていました。

苦しいから、悲しいから泣いているのではなくて、日水上人や、先師上人方のご苦労の、万分の一でも感じさせていただきながら、御恩に報いることが出来る、ご奉公できる有難さを感じて、一生懸命に泣いているのです。

果報に甘えることなく、果報を減らさないように、苦労を取って、挑戦する。

「苦しみて つとむる中におのづから ありとし聞けり御仏の道」

今月、スリランカで行われる国際仏教徒映画祭に招待を受け、出品させていただくこととなりました。

スリランカでのご奉公が、向こう数十年間は安定するであろう、貴重な機会をいただいたと思っています。

あの世には一銭のお金も持っていけない。

意義あるご奉公、歴史を刻み、積み重ねるご奉公、心から有難いと思っています。

破産寸前ですが、法の中に食あり、頑張ります。

毎日、清行の健康、無事と、ご奉公成就を願って、私も信心を改良し、ご奉公させていただきたいと思います。

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