あろうことか、羽田組はイタリアから出ることが出来ず、もう一日フィレンツェに泊まります(涙)。
ストライキのため、フライトがキャンセルになってしまったのでした。
幸いなことに、ご講有の御徳をいただいて、関空組は振り替えの便を取ることが出来、予定通りの帰国を確保することが出来ました。
実はイタリアのストライキは「予定」されていることが多く、今回も旅行社はギリギリまで決行に備えていました。しかし、フライトのキャンセルが発表になったのは当日の朝5時15分。
3時に起き、4時にホテルのフロントでご講有をお見送りし、部屋に戻って身体を横たえたところで、フライトがキャンセルになったという連絡が入りました。
皆さまには申し訳ありませんが、慌ててて19人分、すべての部屋に電話をして、出来る限り早く空港に向かうべく準備をしていただきました。
空港に行き、約4時間ほど待って、ようやくリカバリー案が決定。フィレンツェに延泊して、明日、早朝と午後の二手に分かれて、ミュンヘン経由をフランクフルト経由にして帰国の途につきます。
イタリア国内空港の、職員のストライキですが、送迎代、昼食代、夕食代、宿泊代、朝食代は、全てルフトハンザ航空が持ってくれるとのこと。これもギリギリの交渉でした。
今は、全員無事にホテルまでお戻りいただき、お部屋にまで入っていただいたので、ホッとしています。本当に大変な迷惑であり、ストレスであり、実害もあります。
しかし、状態化しているとはいえ、ストライキは労働者の権利、権力を持つ経営者と交渉する方法ですから、仕方ないかもしれません。ストのない日本の方がおかしいのかもしれません。
経営者の言い分、働いている人の主張。こうして、その会社を信じたり、時間という「命」を預けている顧客を苦しめないように、対話や交渉をしていただきたいです(涙)。
各所にご迷惑をお掛け致しますが、羽田組19名の新しいフライトは、5月23日の正午過ぎに帰国の予定です。
団参いただいた皆さまを無事に帰国していただくことを最優先に精一杯ご奉公させていただきます。
皆さまがお部屋に入り、14時過ぎにひと息つきましたが、外はフィレンツェらしい青空が広がっていました。
クタクタの、グタグタでしたが、一人でアルノ川に沿ってひたすら歩きました。
13年前、12年前、11年前のことを思い出します。
Namu Myo Ho Ren Ge Kyo,,,,,
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