イタリアは朝5時を過ぎました。今日、関西と関東に分かれて、帰国の途につきます。
5月20日、昨日の昼間はフィレンツェ市内を歩き、夕方からご講有と奥さま、私たち教務2人がお伴して学徒のアントーニア妙薫師のお宅へお助行に上がりました。
11年前、アントーニアさんとレンツォさんの自宅に伺いました。その時は小さな小さな御本尊、お戒壇でした。
あれから11年が経ち、アントーニアは素晴らしい学徒となり、ご主人のレンツォさんはとっても明るく元気になり、仕事場を兼ねた自宅は庭付きのステキな家へと引っ越し、当然ながらお戒壇も大きく立派に荘厳されていました。
これだけで、もう大変な現証の御利益(涙)。素晴らしい。理屈じゃないんですよね。とっても嬉しい気持ちでお看経させていただきました。
ご講有にお助行していただくことはあり得ないほど大変貴重なことで、アントーニアさんは考えに考えた手料理を準備しておられました。
感激しながらお助行を受けられて、本当にありがたく思います。
南イタリアから4日の休暇を取り、8時間かけてお参詣していたアンナマリアさんご夫婦や、アントーニアの家に寄宿しながら弁護士を目指して大学に通っている4回生も、みんな美しい御題目の声でお看経していました。
英国から取り寄せたアンティークのテーブル。嫁入り道具としてお母さんがくれた手作りのテーブルクロス。
福岡御導師からイタリア教区のご奉公について詳しくご説明をいただきながら、イタリアへのご講有巡教、最後の夜を過ごさせていただきました。
関空便はアムステルダム経由、羽田便はミュンヘンを経由して日本へ向かいます。
11年前の写真も、少し載せてみます。とっても懐かしい(涙)。良誓師と、アントーニアと、たくさんお助行に廻らせていただきました。
みんな少し若かった。
ありがとうございます。
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