本日の午後、蓑田代表とスージー奥さまにお誘いいただいて、行かせていただきましたー🙏
宮沢賢治の世界
〜作家 宮沢賢治が生涯愛したクラシック音楽と、彼の作品に迫る〜
賢治さんのクラシック(涙)。僕はあまりにも大好きで2枚組&解説本のついた「宮澤賢治の聴いたクラシック」というCDを買い、賢治さんが聴いていたであろう音源に耳を傾け、うっとりしていました。
種山ヶ原も、レンタカーを借り、熊にビクビクしながら熊笹のトンネルを抜けて、すすきの野原にたたずんで、あの歌を口ずさみ、ひたっていました。
牧歌。今日、このコンサートで、冒頭に歌ってくださいました。プログラムに入っていたなかったのに。驚いたし、種山ヶ原の光景や、透きとおった風まで思い出されて、目頭が熱くなりました。
ドヴォルザーク交響曲第9番に歌詞をつけた「種山ヶ原(遠き山に日は落ちて)」も、本当に、たまらないです(涙)。
そんなことを想いながら、今日、汐留ホール、ピアノ、チェロ、バイオリン、朗読のコンサート。「宮沢賢治の世界」はいろいろな方がなさっているのかもしれませんが、本当に、本当に、素晴らしかったです。
蓑田さまご夫妻にお誘いいただいた意味を深く感じました。コロナ禍、ウクライナ戦争、気候危機、経済危機。やっぱり、今こそ賢治さんです。
自然界と人間界のバランス。その境界線を超えた意識。
人間界の主人公、人間の可能性と愚かさを表した賢治さんの世界観。
「セロ弾きのゴーシュ」も素敵なオリジナルの作品となっていました。感動でしたー。
何よりも、これほど素晴らしい、若きバリトンや演奏者の方々が、賢治さんのことを知り、その世界観を音楽から感じ取ろう、それを伝えよう、としてくれていることに、感謝と感動を抱きました。
まだまだ、世界には希望がある。あきらめることは、絶対にできません。
賢治さんの言葉。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。
自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する。
この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか。
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある。
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである。
われらは世界のまことの幸福を索ねよう。
求道すでに道である。」
やはり、今こそ、です。
また新しい夢が見つかりました。実現に向けて歩んでいきたいと思います。
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