2007年7月11日水曜日

妙深寺のチラシ

 今日、無事に横浜地域での教区御講が全て終了した。梅雨の真っ直中であったこともあり、お天気を心配していたが、お計らいをいただいて雨の合間に奉修させていただくことができた。有難いことだと思う。行き帰りに雨に濡れた方もいると思うが、「道遠く 雨降時の参詣は 信心つよき しるし也けり」と教えていただく。毎朝、開門参詣に励んでおられるYaccoさんや美奈子さんのことを思えば、快晴も雨降りの中でもお参詣させていただかないでどうするという気持ちもある。御講の中では、多くの方から「いま、お寺に行ってみてください。何とも有難いエネルギーをもらえる。新しい方々が頑張ってお参詣されているのですよ」とご披露が続いた。本当に有難いことだ。

 しかし、それは有難いのだが、時間が無くてブログの更新が思うように出来なかった。メールの返信も滞ってしまった。応援のメールをいただくので、何とか更新したいのだが。思っている半分も書けていない。ここに書きたいことが山のようにあるのに。

 昨夜は御講の後で建国寺から石川清優師がご挨拶に来てくださっており、久しぶりにゆっくりとお話しすることも出来た。清優師は私からしても鬼気迫るほどご弘通を真剣に考えている。私はそんな彼が大好きである。会えば「アホ」「バカ」と励ましたり冗談を言ったりして過ごすのだが、お互いに1年365日24時間、ご弘通のことを考えに考えていることでは同じ。非常に励みにもなり、建国寺の石川御導師のご指導やご弘通の方策なども学べるから貴重な時間だ。また、色々なヒントをいただいた。

 妙深寺では、最近チラシを作った。これは、チカちゃんが下種結縁のご奉公をする際、「何かお配りできるようなものがあったら良いのに」ということから作られた。その内容も、ほぼチカちゃんが作った。新設された第二弘通部の広報部長である黒崎さんがパッパッパッと体裁を整えてくださり、清従師がブラッシュアップして出来た。それにしても、ご信者さんの手作りというのが有難い。私の頭や感性では思いつかないような視点で作ってくれている。

 そう、最近は妙深寺教務部全員の写真も撮った。これは、あるご信者さんから大変な御有志をお預かりして、「御導師、御講師の御供養に」とのことだったが、食べ供養にさせていただいて終わってしまうのは勿体ないと思い、考えに考えた末に「ご弘通に役立つように使わせていただこう」と考えさせてもらって、プロの写真館に教務部全員で行って撮影したのだった。

 というのも、私はいつも寺報などでも教務を後ろに下げるように下げるようにしてきた。なぜなら、あまりにも今までのお寺の出版物には教務さんが前に出ていて、一面も二面もお教務さんの顔ばかりで、それに対する反発というか、それではいけないと感じてきた。だからこそ寺報では「ご信者さんの数だけヒーローがいる」と口を酸っぱくして言い続け、記事も写真もご信者さんを前面に出してきた。

 しかし、先日の第二弘通部での会議で、そのことを指摘されてしまった。素敵なお寺だと興味を持ってくれたとしても、どんな人に相談するのか、どんな人が相談に乗ってくださるのか見えなかったらコワイ、という。「妙深寺はこんなにイケメン教務さんばかりがいるのだから、ぜひ顔を出して」ということで(笑)、私の監修の下、教務さんに無理矢理笑わせたりしながら、写真を撮ったというわけである。私は特に写真が大嫌いなのだが、お弟子方に言った手前、仕方ないので撮った。しかし、やはり教務さんの中で私の写真が一番イケテいないと思った。

 それはともかく、チラシである。表紙は、地下鉄の看板と同じように作ってくれていた。

 専用ダイヤルも掲載しており、大変に有難い。このチラシは開導会の前後までしか使えないということで、各教区にも波及して、将引や下種結縁(御題目やご信心を知らない方にそれをお伝えする。御題目という素晴らしい種を下して縁を結ぶという意)のご奉公で使っていただきたいとご披露されていた。

 裏表紙には丁寧に、そしてご信者さんらしい言葉づかいで妙深寺を説明してくれていた。有難い。


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今年もいよいよ大詰めですー

いよいよ「今年最後」のご奉公が続き、「よいお年を」というご挨拶をさせていただくようになりました。 今年最後の教区御講を終えた日曜日の夕方、横浜ランドマークタワーのスタジオで白井貴子さんをゲストにお迎えしてラジオの収録を行いました。ずっと聴いていたいほど大切なお話が盛りだくさん。 ...