2007年7月16日月曜日

園美さんの書き込み

 大阪・本泉寺の橋本園美さんは、橋本御住職の奥さま。本当に尊敬させていただいている。 昨日も本山の開導会・青少年の一座から長松寺までお参詣してくださり、さまざまなご奉公や御利益のお話を通じて、励ましていただける。ありがたい。

 その園美さんが、青少年の一座の感想などを本泉寺の掲示板に載せられていた。本泉寺は、今回のシンポジウムで体験談を発表された夕香菜ちゃんのお寺であり、あのお助行のお寺である。園美さんの文章に感激したので、ここに掲載させていただきたい。

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 昨日になってしまいましたが青少年の一座に参加し、無事に青年会の発表も出来て、また長松寺での妙深寺青年会さんとの交流もできて、私たちも長松お導師とおなじように心地よい疲れを感じています。

 台風直撃の予報で嵐覚悟していたのに、行きしなの車の中から雨雲が割れ、京都方面に広がる青空に向かって走りました。

 本山で梶本ご講尊の、いま悩み苦しみ悲しみの中にいる人達を救うために祈ります、という言上のあとのお看経中、まばゆいばかりに日の光が差し込み、私もたった今も苦しみの真っ只中にいる愛する人達の為に祈りました、一千人のお題目に一体となり、涙があふれてとまらなかった、隣を見ると堀川さんがボロボロと涙流して泣いていました。

 堀川さんには、今私が助けなくてはいけない人に会って頂き、その苦しみを理解し、励まして頂いていて、彼女もそのことを祈って泣いてくれていました。

 私は今日も本山にいけないと思っていました、まだまだ助けたい人から目も離せず、気も抜けない状況でしたから、諦めかけていましたが、青年会や一緒に行って下さる方のことも気にかかり、友人を前日一日かけて力付け、あなたの為に祈ってくるからどうか一日頑張ってとお願いして、後ろ髪ひかれる思いで京都に来ました。

 でもお参詣、シンポジウムが無事おわり、次の長松寺へ行く前の食事をしているときに思いがけず、入院中の彼女からメールが入り、同室のおばあちゃんの言葉を聞いて、自分に重ね合わせ、何かを感じて劇的に立ち直り、もう馬鹿なことはしない、自分が強くなる、しっかり寿命まで生きる、橋本さんに会っていなかったら今の私はない、ありがとうと、本当にうれしいメールが入ったのです。

 思い切ってお参詣し、祈り、その間わたしのかわりに同室のチエちゃんというおばあちゃんを変化の菩薩としてご法様が彼女を守り、励まして下さったとありがたくてうれしくて。すばらしい感応道交、いただきました。

 他にも感動することたくさんありましたが書き切れません。ありがたーい、と私も思います。明日から、またがんばります。

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 本当に有難い。きっと園美さんが携帯電話で撮った写真だと思うが、京都の方向だけ青空が出ているのが分かる。有難い。

 それにしても、感性豊かな園美さんは、いつか本門佛立宗の誇るエッセイストになると思う。本人にもそう言っているのだが、ハートの熱い、そして行動力があり、その気持ちを文章にして表現してくれる園美さんには、まことに頭が下がるのだった。

 有難い。

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