2007年7月3日火曜日

チャンティングCD

 今日は午前中から京都で会議があり、せっかくなので新幹線の新しい車輌・N700系に乗って京都に来た。新横浜を6:18発。(電車やバスの大好きな英ちゃんが聞いたら羨ましがるかなぁ。いや、彼はレトロな車輌が好きだから関係ないかな。まぁ、いっか)

 しかし、新しい新幹線に乗るのに、本堂にご挨拶をして書類をまとめていたら時間ギリギリになってしまった。ホームに駆け上がっていったら、既にホームに新幹線が走り込んでいた。フェイスは見れなかった。残念。

 名古屋に着く直前になると、濃尾平野でスピードが上がる。カーブでも減速せずに曲がれるというのが新車両の売りのようだが、さすがに横G(横への重力)がかかって怖かった。ほんの少しの時間を短縮するために、一体いくらくらいの資金がかかったのだろう。人間の向上心なのか発展への飽くなき願望なのか、すごいものだなぁ。

 今回、妙深寺でチャンティングCDを製作させていただいた。これは、特に海外でのご弘通の現場から上がってきた声に対応したものである。「御題目口唱の声をテープかCDで聞くことは出来ないだろうか」「練習用に、本門佛立宗の勤行を入れたCD、英語での言上を入れたCDを作っていただきたい」というリクエストから作らせていただいた。

 この声を受けて、福岡御導師が東京でのご奉公に来られた際に、妙深寺に寄っていただき、本堂にご信者さんが集まって収録を行った。英語での言上だが、無始已来や如来滅の文、日月偈、南無久遠の文は日本語である。お看経にも色々な声の出し方があるが、それこそ自己満足の、自分のリズムだけの声の出し方ではなくて、みんなで御本尊を見据え、自分の声を耳で聞きつつ、お腹の底から丁寧に御題目をお出しするようにお話があり、そのようにさせていただいた。編集はダライ・ラマ氏とのセッションDVDと同じく清従師に依頼。良いご奉公をしてくれた。内容も、イントロダクションとして福岡御導師の説明文章を入れ、妙講一座のローマ字読みと英語での解説を添付させていただいた。

 なかなかの出来で、今回のスリランカでも配布したところ、大反響があったとのこと。御題目をお唱えすることに、これだけの期待があることに驚く。彼らにとっては、意味のなかなか理解しづらい、言語の異なるセッション、祈りの言葉であるのに。

 ありがたいことだった。
 今日はこれから夕方まで会議。トホホ。

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