2007年7月22日日曜日

会心の開導会

 有難いことに、会心の開導会のご奉公となった。
 多くのお参詣者、新しい顔ぶれの方々も一緒になって頑張ってくださったご奉公、そして福岡御導師の御法門。

 この度も随所に工夫をこらして、如何に開導聖人への大恩に報いることが出来るかと考えに考えて奉修させていただいた。
 お参詣者の流れ、「開導会」についてのご説明、途中で退堂される方がいないようにとの式次第への配慮、分かりやすい言上文。どれを取っても工夫していただいた。

 なかなか本来の「御会式」に近づくためには時間がかかるかも知れない。つまり、本門佛立宗のご信心について余り知らない方が多いという前提で、こうしたご奉公をさせていただいているのだから。本来の「御会式」とは、三祖(高祖日蓮聖人、日隆聖人、日扇聖人)の御意を体して各地で菩薩行に精進した者が、三祖の祥月ご命日に当たって一同に会する、集うという意味がある。そうした意味では、私たちはご信心の入り口に立ったばかりの方々を想定して、今回も福岡御導師に無理に「誰でも分かるブッダの教え」というテーマで御唱導をお願いした。そして、御導師から本当に分かりやすい御法門を頂戴し、多くの初心のご信者方が喜ばれただろう。誠に有難かった。

 今回のお参詣の方々の中には、はじめてお寺に来られるという方もおられた。なかなか仏教に対する固定概念があるから自分考えから抜け出せないかもしれないが、それでも大変なご縁。佛立信心、本当の仏教がどういうものかを感じられたのではないだろうか。

 土曜日の朝、雨が降っていた。朝のお看経をあげさせていただきながら、雨の止むのを御祈願していたのだが、第一座の開始前にはすっかりと上がっていて清々しく奉修させていただいた。
 今朝もミストのような雨が降っていたのだが、先週と同じように天気予報を覆して第二座が始まると同時に快晴へ。梅雨明けではないでしょうかという声があちこちから聞こえるほど、素晴らしい天気になってしまった。
 週末の予定を開導会に。雨の予報が幸いしたのか、1340名の参詣目標も達成し、来てみれば素晴らしいお天気。本堂に足を踏み入れれば、必ず何らかの気づきがある。まさに会心の開導会となった。有難いことだ。

 何より、ご奉公をしていただいた方々に御礼したい。準備ご奉公から連日のご奉公。しかも、新しい顔ぶれの方々と和気藹々、有難い。
 遠く、北海道や京都、大阪からのお参詣に頭が下がる。飛行機や夜行バスで横浜まで来てくださった。お声をお掛けしているわけではないのだが、有難いお参詣でした。

 ありがとうございます。

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