2012年6月30日土曜日

電池、満タン

ようやく横浜に戻りました。明後日には京都(汗)。明日は7月の月始総講ですよー。みなさん、お参詣くださいねー。

このスケジュール、なんかやばいなー。

それにしても、今日の長野教区の教区御講は、泣かされました。4連発。

まず、岡田教区長の涙ながらのお話。そして、今月から御講の願主になられた小林さんの感動のお話、涙のご挨拶。さらに、野間さんの涙を流しながらのお話。野間さんは大病を患っていたのを乗り越えて、わざわざ北九州の私の講演を聞きに来てくださったんです。諏訪から、高速道路を使わず、全て一般道で。車の中で寝起きしながら。そんな大変な思いをしながら、随喜くださってる。泣けてきます。

そして、纐纈さんが、また涙を流しながら6月10日のことをお話くださいました。

本当に、素晴らしい御講でした。全てが、一朝夕では出来ない、ご奉公の積み重ねによる、実体験の感動ある御講でした。

本当に、ありがとうございます。みなさんの涙の分だけ、またエネルギーをいただきました。電池、満タンです。

写真は、志賀高原のお月さま。

標高2305メートル

標高2305メートルからの景色。壮大です。空気もきれい。高原の草花も素敵です。

今朝、午前中の授業の前に、みんなで上まで行きました。本当に、気持ちよかったです。

深恭師は送り迎えで何度も下界と往復してくださいましたが、行き帰りにシカを見たり、キツネが出たりしたそうです。

一望閣は、本当に心穏やかになる癒しの場所です。温泉の素晴らしさは何度も何度も書いてきましたが、この空気、この景色、この空、この雲、何を取ってもいいんです。しかも、ホタルまで見れるんですからね。

来年の春、妙深寺の教養会の方々と是非スキーに来れたらいいなー。瓜生さんや岡田さん、真理先生に相談しよー。

2012年6月29日金曜日

澄んでいます。

あっという間に一日が終わり。いいお勉強になりました。空気がいいから頭に入る。

夕方、まさに山小屋の山菜などを中心にした美味しい食事をいただきました。ありがたいです。

昼間は天空の城・ラピュタのような雲。竜の巣じゃー。

いま、外に出てみると、半月の明るいお月さまが出ていました。

山の空は、何もかもが澄んでいます。

ライオンの王さま

そして、そしてー!空を見ていたら、ライオンの王さまが登場してくれましたー。

雲のおじさん、大感動ー!写真では分かりにくいのですが、足踏みをしたり、首を振ったりしてたんですよー。ほんとーだよー。

この写真を撮った後は、すぐに消えてしまいました。でも、うれしかったなー。

みなさん、どうですか?ライオンに見えませんか?

一条の光り

長野県に第4支庁の御講師方が19師も集まって修学塾が行われています。

志賀高原の一望閣をお借りしています。世界一の温泉。御講師方も大満足です。源泉掛け流し。硫黄の心地いい香り。みなさん毎日忙しいですから、少しでも健康になりましょうー。

今日も朝から授業をしています。弘通学。育成力。ディスカッションが盛り上がっています。テキストにある「目的」について。なぜ、お教化や育成をするのでしょう。それは何の為に行うのか。それぞれ、意見が出ます。今は休憩中。

昨日、志賀高原の山の上まで石田さんが連れていってくださいました。もう最高でした。

あんな壮大な雲の姿が真近に見れるなんて。この写真は雲の切れ間から、一条の光りが差している瞬間です。すごいでしょー?

感動しました。さらに、すごい写真がありますよー。

2012年6月28日木曜日

ADELE

長野は快晴です。木曽路の山々に映える緑色。見たかったー。パソコンやiPhoneの画面ばかり見ていると、どうしても緑色を欲する。自然が一番ですね。

移動距離、移動時間。メールの確認、送信を繰り返しますが、音楽も聴いたりします。そして、この歌声は本当に心に染み入るので、最近ずっと聴いてます。

ADEL。別に歌詞の意味が分からなくても、ビシビシと伝わってくる声。

イントロから引き込まれるのは "Someone Like You"。"One and Only" もいいけど。

ちょっと歌詞を紹介してしまいます。

"Someone Like You"
http://goo.gl/hLt9I

I heard that you settled down
聞いたわ、身を落ち着けたらしいね
That you found a girl and you're married now.
いい娘が見つかって、もう結婚してるってね
I heard that your dreams came true.
夢が実現したとも聞いたわ
Guess she gave you things I didn't give to you.
たぶん彼女は私があげられなかった色んな物をあなたにあげたのでしょう

Old friend, why are you so shy?
古き友よ、なぜあなたはそんなに恥ずかしがってるの?
Ain't like you to hold back or hide from the light.
躊躇ったり、光から隠れたりするなんて、あなたらしくないわ

I hate to turn up out of the blue uninvited
招待もされていないのに、出し抜けに現れたりしたくなかったわ
But I couldn't stay away, I couldn't fight it.
でも行かずにはいられなかったの、我慢ができなかった
I had hoped you'd see my face and that you'd be reminded
あなたが私の顔を見て、思い出してくれることを期待してたの
That for me it isn't over.
私にとってはまだ終わっていないってことを

Never mind, I'll find someone like you
でも気にしないで、他に誰かあなたみたいな人を見つけるから
I wish nothing but the best for you too
私もあなたの幸せだけを願っているわ
Don't forget me, I beg
お願い、私のことを忘れないで
I remember you said,
あなたが言っていたのを覚えているわ
"Sometimes it lasts in love but sometimes it hurts instead,
「時に愛は永遠なもので、時には痛みを伴うもの、
Sometimes it lasts in love but sometimes it hurts instead,"
時に愛は永遠なもので、時には痛みを伴うもの」だって
Yeah.
そうね

You know how the time flies
時がどんなに早く過ぎているか知ってる?
Only yesterday was the time of our lives
私たちが一緒に生活していたのがまるで昨日のことのよう
We were born and raised
私たちは生まれ大人になった
In a summer haze
夏のもやの中で
Bound by the surprise of our glory days
一緒にいた毎日が驚きの本当に素晴らしい日々だったわ

I hate to turn up out of the blue uninvited
招待もされていないのに、出し抜けに現れたりしたくなかった
But I couldn't stay away, I couldn't fight it.
でも行かずにはいられなかったの、我慢ができなかった
I had hoped you'd see my face and that you'd be reminded
あなたが私の顔を見て、思い出してくれることを期待してたの
That for me it isn't over.
私にとってはまだ終わっていないってことを

Never mind, I'll find someone like you
でも気にしないで、他に誰かあなたみたいな人を見つけるから
I wish nothing but the best for you too
私もあなたの幸せだけを願っているわ
Don't forget me, I beg
お願い、私のことを忘れないで
I remember you said,
あなたが言っていたのを覚えているわ
"Sometimes it lasts in love but sometimes it hurts instead"
「時に愛は永遠なもので、時には痛みを伴うもの」だって

Nothing compares
比較するものは何もないわ
No worries or cares
心配や気遣いも
Regrets and mistakes
後悔も間違いもない
They are memories made.
みんなただの記憶に過ぎないの
Who would have known how bittersweet this would taste?
こんなにほろ苦い気持ちになろうとは誰が想像できただろうか?

Never mind, I'll find someone like you
でも気にしないで、他に誰かあなたみたいな人を見つけるから
I wish nothing but the best for you too
私もあなたの幸せだけを願っているわ
Don't forget me, I beg
お願い、私のことを忘れないで
I remember you said,
あなたが言っていたのを覚えているわ
"Sometimes it lasts in love but sometimes it hurts instead"
「時に愛は永遠なもので、時には痛みを伴うもの」だって

Never mind, I'll find someone like you
でも気にしないで、他に誰かあなたみたいな人を見つけるから
I wish nothing but the best for you too
私もあなたの幸せだけを願っているわ
Don't forget me, I beg
お願い、私のことを忘れないで
I remember you said,
あなたが言っていたのを覚えているわ
"Sometimes it lasts in love but sometimes it hurts instead"
「時に愛は永遠なもので、時には痛みを伴うもの」だって

三災七難

「三災七難(さんさいしちなん)」とは「天下の乱れは仏法の乱れによって起こる」という教えの具体的な現象と考えられる。

『倶舎論(くしゃろん)』では、火災・風災・水災の大の三災、穀貴・兵革・疫病の小の三災が説かれる。

「七難」とは、薬師経・仁王経・大集経・金光明経・法華経に説かれる。主に、�人衆疾疫難、�他国侵逼難、�自界叛逆難、�星宿変怪難、�日月薄蝕難、�非時風雨難、�過時不雨難が挙げられる。

元来「宗教」とは、「経験的・合理的に理解し制御することのできないような現象や存在に対し,積極的な意味と価値を与えようとする信念・行動・制度の体系」と、1881年『哲学字彙』はreligionの訳語を載せた。

日蓮という方は、まさに意を体現し、目の前に突きつけられた制御不能の災禍や事態に直面し、積極的に、正確に、これを理解しようと努め、命懸けで行動して、苦悩する人々に理解を促そうとした。

特に、正嘉元年(1257)8月23日に発生した「正嘉の大地震」の直後に執筆を思い立ったのが『立正安国論』である。『安国論御勘由来』には執筆の動機を自ら書かれている。

「私(日蓮)も災難の続出する世間の状況を観察し、これを一切経の文に照らし合わせて考えてみると、いろいろな祈祷に効験がなく、むしろ災難が増すばかりである理由を知り、その証拠を見出すことが出来ました。そこでこれは一大事であると考え、経文をもとに一通の勘文を書き上げて、文応元年7月16日午前8時、宿屋入道を通じて、今は亡き最明寺入道時頼殿に上申しました。これは日蓮の私情によるものではなく、ただひたすら国土の恩に報いるための心情にほかなりません」

長松清風(日扇聖人)は、この立正安国論の内容と海援隊の『閑愁録』の内容が同じであると絶賛されました。こうしたことを詳細に書き表したのが8月に刊行する『仏教徒 坂本龍馬』という本です。

私は、鎌倉時代の状況と幕末、同時にこの現代の世相が、不思議に合致しているのではないかと考えています。そして、正嘉の大地震、安政の大地震、東日本大震災という巨大な自然災害を目の当たりにして、私たち人間に気づくべきことがあると強く思っています。人類が新しい幸せの価値観に転換できるかが、試されているように思うのです。

すでに大震災だけではなく、風水害も多発し、原発事故もあり、ある意味で新型ウイルスよりも恐ろしい放射性物質が私たちを苦しめ始めています。日蝕も全国で観測されました。ほぼ、三災七難が短期間に凝縮して現れているように思えます。

社会不安を煽るつもりは毛頭ありません。ただひたすら、仏教的な視点で今の世相を見ていただきたいと思うのです。

�他国侵逼難は起こらないでしょうか。いや、これも現代の眼を開いて見なければなりません。現在の金融不安、あるいは為替の動向、さらにはエネルギー政策は、誰の、どこの、如何なる勢力によって掌握されているでしょうか。自国だけでコントロールできない状況は、他国からの支配を受けて進退に窮している国難ではないでしょうか。

エネルギーの安全保障とは、都合のいい言葉です。火を制する者が世界を制し、国を制し、民を制するのです。「エネルギー」という必要不可欠な資源は、すでに巨大な兵器以上に有効な兵器として、破壊力や抑止力によって国や民衆を支配しているように見えます。

そして、�自界叛逆難(内部分裂や同士討ち)という国難も、私たちの前にあります。今の政治状況を見ると、3年前の政権交代こそ自界叛逆難の始まりだったのではないかという疑義も浮かびます。

当時、人々は経済発展を続けてきた日本の統治機構や政治・行政システムが、右肩下がりの社会に適合しないと感じていました。組織そのものが腐敗し、巨額の税金を投じた施設が数千円で売り出されるなど公共施設のハコモノ行政が飽和状態にあり、国家としてのマネジメントが崩壊しているのではないかという感覚を国民は感じていました。

そこに登場した民主党は腐敗した政治・行政システムと戦い、変革させる勢力として認識され、その期待を集めて政権交代を果たしました。

しかし、この3年間を見ると対峙すべき勢力は清濁混交し、政治・行政システムの変革の前に、旧来の政党・政治勢力と合致して消費増税を進めるに至って、まさに「自界叛逆」したように思います。いま、問題は矮小化されて分かりにくくなっていますが、今後さらに自界叛逆の国難が激しさを増すように感じます。

官尊民卑の思想は、明治維新まで遡らなければ見えてきません。敗戦が日本のリセットであったと考えるのは早計です。明治維新にこそ国家的な誤謬がありました。ここに遡って、日本国の在り方を見つめ直し、日蓮という方が主張した国家観や宇宙観、人生観について考えていただきたいと思います。

物議をかもすことを前提にして、国家神道について書き、招魂社や靖国、憲法九条や政治についても触れました。触れざるを得ないのです。

その上で、人々の心の安穏が国や世界の安穏をもたらすという信念でした。

朝から面倒な文章ですいません。今の社会情勢が、厳しい「国難」であることを痛感し、その危機感が淡いものであることについて、さらに強い危機感を覚えたので記しました。

2012年6月27日水曜日

一心

無事に佛立第24世ご講有最後の本山教務会、寺族の御講が終わり、謝恩会も終了しました。

夕方、佛立開館に戻り、開館式の準備。タペストリーの工事は金曜日に延期となりましたが、その他の準備が佳境です。ギリギリ。

常設展のレイアウトは、園美さんやあっこちゃんたちの尽力で圧倒的な存在感。すごい迫力でした。タペストリーで開導聖人が握られているお数珠が展示されているのですから、半端じゃありません。

今回は、期間限定中の限定で、長松寺から宝物中の宝物を、開館式や開館特別企画展のために、こちらに移送させていただきました。日峰上人や小千代お祖母さまに叱られるかもしれませんが(汗)。

とにかく、やれるだけのことをさせていただいて、ご弘通や法灯相続の一助になればと思います。佛立でよかったと、その誇りや喜びを感じられるようにという思いの一心で。

京の都、北野の空の夕焼けは、とっても、とっても、綺麗でした。なにもかも、吹き飛ぶくらい、美しいのです。

今日も、ありがとうございます。明日も、ありがとうございます。

京都佛立ミュージアム 開館記念特別企画 【俗画さとし絵展】

京都佛立ミュージアム 開館記念特別企画
【 俗画さとし絵展 】

2012年7月7日(土)—9月7日(金)

http://www.hbsmuseum.jp
(近日公開)

「仏教はだれのためにあるの?」

俗画さとし絵とは、長松清風(日扇聖人)が明治18年に著したイラスト中心のご指南書(全39紙)で、正確には『俗画さとし草』といいます。江戸時代、商業は発達し、華やかな大衆文化が花開いてゆきました。一方で、寺院を住民の役所とした江戸幕府の檀家制度は、安定した国づくりには寄与しましたが、僧侶の布教への意識を失わせ、本来の仏教の教えは形骸化していきました。

そこに現れた仏教改革者・清風は、和歌・絵画・講組織など、あらゆる手段を用いて仏の教えを民衆のもとへ帰そうとしました。それは、まさに明治の「仏教ルネサンス」です。

その改革の一つのツールが『俗画さとし草』でした。清風がそこに描いたのは、欲のこと、老いのこと、美のこと、僧侶への批判…。現代にも通ずるそのデザイン・ユーモア・アイロニーは、現代アート・デザインの巨匠、浅葉克己氏も絶賛しています。

今回の「俗画さとし絵展」では、その真筆とともに、いくつかを拡大パネルにして分かりやすく展示しております。長松清風の興した仏教ルネサンスの一端を、どうぞご覧ください。

京都佛立ミュージアム

京都府京都市上京区御前通一条上る東竪町110

開館時間
[平日] 11時 〜 16時
[土・日・祝] 11時 〜 17時
休 館 日
・月曜日、木曜日、展示替え期間

入 館 料  無 料

初夏の朝

初夏の朝。あまりに気持ちいい。身体がやや重いのは本当に体重が増えているからだ。何としても運転不足を解消したい。

ところが、今朝から京都に向かってる。少し乗るのが遅れたが。今日は本山で最後の御講。大切な日。

ミュージアムの常設展の展示状況を確認し、タペストリーの工事もある。

明日は長野に移動。すぐに修学塾の集中講座、30日には長野教区の御講。

1日は当然ながら妙深寺の月始総講。教務会もあるが何とか新宿に移動して、勇壮な陸前高田の山車を見て、福田さんや柴田社長にお会いしたい。秋山ご住職もいるかなー。

2日は本山で遺嘱伝承の儀。そのまま会議も続くが、4日の夜は長松寺、6日はミュージアムの開館式。

体重、落としたいなー。

2012年6月25日月曜日

報恩記念大会のビデオ

6月も、いよいよ終わりに近づいてきました。先住の御13回忌。12年間、積み重ねてきたご奉公には反省もありますが、それでも何とかここまで来ました。誰一人欠けても出来なかったことばかりで、いま一緒にご奉公くださっている全ての方はかけがえない方々で感謝してもしきれません。

6月10日以降のこれからが大切です。あれだけの方にお参詣いただたのですから、これからの私たちには今まで以上に、社会的、道義的、信心的な責任があるはずです。

愚かな凡夫であることは嫌というほど自覚しています。だからこそ、これからも何があっても真っ向から立ち向かい、御法さまに謙虚にお縋りして、ご本意に適うように、ひたすら前に進んでゆきます。

報恩記念大会のビデオ編集を進めてくださっています。ご奉公の部署によっては会場内の様子を観ていない方々もおられるので早くお配りできればと思います。

ありがとうございます。

2012年6月24日日曜日

ジャリジャリー

今日は朝から雨の北九州。僕のような者が九州の強いご信心を持つ方の前でお話することになってからやー(汗)。

昨夜は夕食の後、不軽寺の青年会の方々が待ってくださっていて再会することが出来ました。みんな青少年の一座で一緒にご奉公したメンバー。ケイイチくんもノリエちゃんも、みんな元気だったー。

しかも、恥ずかしくなるくらい純粋で熱いお話を聞きましたよー。ジャリジャリー。忘れられないな、この言葉。本当に、僕なんかまだまだご信心が弱いなー、と思いました。

村上御導師のご弘通や教育のお話も凄いし、青年会もすごかった。こんな僕でいいの?ごめんなさい、という感じでした。

本堂いっぱいのご信者のみなさま。大雨警報の出ていた鹿児島からも駆けつけてくださって、福岡からもバスで(涙)。雨の中を、ありがとうございます。

とにかく、精一杯ご奉公させていただきました。前日から「難しいのはあかん」「面白いお話で時々笑わせる」などと聞いていたので、頭の中がグチャグチャになってましたが(笑)、等身大の、自分の感得したことを、お話させていただきました。九州の透きとおるようなご信心を持つ方々に、何か1つでも新しい気づきがあったら有難いと思います。

とにかく、終わってよかったー。『仏教徒 坂本龍馬』のチラシも配ってくださっていました。是非ともお読みいただきたいと思います。宣伝しましたー。

信翠師ともゆっくり話せんかったけん、残念やった。登光師の奥さんとはじめて会えたー。うれしかったとよー。

写真は信翠師から拝借した会場風景と、談話室での記念写真です。

やはり九州は熱かった!雨で申し訳なかったとですー(なに弁やねん)。

2012年6月23日土曜日

関門海峡

門司港まで越させていただきました。海の向こうには本州・下関が見えています。関門海峡ですね。

今日は晴れ間が見えていますが、明日は大雨の予報ですって(汗)。12時がピークとか。うわー。

とにかく、精一杯ご奉公させていただきます。

"The Institute of alternative Buddhistic lifestyle"

羽田から北九州に向かいます。雲行きが怪しいですが午前中の会議は充実したものになりました。初年度の活動を終えた財団。夢が膨らみます。

自分たちの力量を冷静に見据えることも大事ですが、為すべきことに自分たちを合わせることも大事。だって、得てして人間というのは足下を見て「それは出来ない」「無理」と言ってしまうから。

そうではなくて、「仏教徒であればどうすべきか」「佛立ならばそうあるべきか」「お寺には何ができるか」「何を為すべきか」を考えて、「分相応」を見極めて、人事を尽くすこと、努力することが大切だと思います。

そういう意味で、財団には無限の可能性があります。「佛立生活文化研究所」というのですが、今後は研究員を募り、「◯◯×仏教」という切り口で新しい価値観による社会やライフスタイルの在り方を提言していきたいと思います。もちろん、「提言」だけではなく、小さなモデルでも仏教的なライフスタイル、ライフサイクルを実現していきたいです。

"The Institute of alternative Buddhistic lifestyle"

英語名称は考慮中(汗)。

近い将来、この財団から研究員の共著による出版物の刊行を目指します。

では、搭乗します。

2012年6月22日金曜日

拍手喝采

今夜は、妙深寺にとって6月10日が終わってはじめての事務局+教区長合同会議でした。

これからです。

やるしかない。

拍手喝采で会議を終えました。

7月の予定を見るとめまいした(汗)。

明日は北九州へ。楽しみですー。

装幀デザイン

これまでの記録を上回る大雨。大自然の圧倒的な力の前で、人間はあまりに無力です。

もちろん、人類はそれを乗り越えて今日の発展を築いてきたのですが、謙虚さを忘れ、そこに傲慢さが生まれていたのではないかと考えてしまいます。

人類の存在そのものが、巨大な隕石の衝突に似せて語られるのですから、自然界に影響を与えていないはずはありません。

ここ一週間の空、大気は、ちょっと異常だったから。地震にも風水害にも、本当に気をつけなければなりませんね。週末はまた大きな積乱雲が近づいているようです。

今朝は朝参詣終了後に東京へ向かいました。車の中からWeb会議に参加(危なくないようにしてました)。開館式の前の期限のある打ち合わせですから外せません。それでも途中で退席することになってしまいましたが。委員の方々の献身的なご奉公に支えられています。

講談社にお伺いし、今日は何種類かの装幀デザインを見せていただきました。本の主旨を大切にしていただいて、それぞれ素敵なデザインでした。私の感想をお伝えして、また次の段階へ。第二回目の校閲も進めてくださっています。

明日は北九州。午前中、財団の会議を終えて空港に向かいます。

2012年6月21日木曜日

七つの社会的罪

マハトマ・ガンジー

七つの社会的罪

1.理念なき政治

2.労働なき富

3.良心なき快楽

4.人格なき学識

5.道徳なき商業

6.人間性なき科学

7.献身なき信仰

ポスター盗られたー

長松寺の表に張り出した『仏教徒 坂本龍馬』のポスター。なんと2回も誰かに持っていかれてしまいましたー!

嫌がらせかなー。龍馬のファンの方なのかなー。ポスター盗られるって、なんかすごいな。

2012年6月20日水曜日

週末は北九州へ

長松寺の開導会でご奉公してくれた吏絵ちゃん。もう輝いてるなー。8月にはカナダに留学って。元気ハツラツー!

お兄ちゃんは教育実習が終わって、そのまま横浜まで来てくれたんですよねー。長松寺の事務局長・お祖父ちゃんの前川さんも満面の笑みです。本当によかった。幸せです。

今日は佛立研究所で週末にお伺いする北九州布教区の講演会資料を作りました。約600名のご参加?緊張しますー。

小倉の不軽寺さまにお参詣するのは初めてになります。とても楽しみですー。

2012年6月19日火曜日

ご祈願

被災地・東北に台風が近づいてる。この前、陸前高田に行った時、冠水している道路が目立った。ほんの少しの雨だったはずなのに。秋山ご住職と何だろうと言ってた。この台風の被害が最小限に止まるよう、祈るしかない。

和歌山など昨年大雨による大変な被害にあった地域を台風が通過した。詳しい状況、まだ分からない。自宅から避難された方のご苦労は大変な夜を過ごしておられるはず。

京都は雨も風も止んできたが。

佛教タイムス

佛教タイムスという新聞社が6月10日の報恩記念大会の記事を掲載してくださっていました。丁寧に3部お送りいただきました。ありがとうございます。

記事の内容もとっても温かいもので、取材に来てくださった越高記者に感謝です。続いて京都佛立ミュージアムの開館式も取材くださるようにお願いしました。

昨日の原稿はこの開館式に関係するものだったのですが、今日無事に入稿できたようです。カメちゃん、本当によくご奉公してくれています。

すでに研究所から発表したことですが、マネジメントに重要な課題があります。コトの真相とモノの本質を見極めなければ、マネジメントは出来ません。集中と選択は現代の命題。年金からご有志くださっている方々を思い浮かべながら、あらゆるご奉公を進めなければなりません。効果は最大に。経費は最小に。為すべきことを為す。船中八策を見るまでもなく、有名無実の官を廃すことは議論の余地がない。

「世界の海援隊でもやりますかな」という龍馬の言葉、その心境、素敵ですね。意味が分かるかな。

平尾道雄氏は「浪士集団」の価値を明らかにしました。藩閥意識の強い雄藩の者たちと異なる脱藩の志士たちだけが持った「ニッポン人」という意識。明治維新の立役者たちの多くは、
この「ニッポン人」という意識がなかった。みんな、「藩」が「国」だと思っていた。「長州人」「薩摩人」はいても、「ニッポン人」は少なかったんです。

そういう意味で、本当の維新が成立するのは、これからだと思います。日本は、まだ明治初期の誤謬に縛られているから。少なくとも僕はそう考えています。

とにかく、『仏教徒 坂本龍馬』を読んでいただきたいなー。

2012年6月18日月曜日

ボロン

ずっと作業しても、打ち合わせしても、終わらないものですねー。明日入稿って。

手探りのまま、いいんですかねー。分かりませーん。早く秋にならないかなー。

さすがに身体がボロンボロンー。カメちゃんが頑張ってくれてます。

2012年6月17日日曜日

清々しい京都の朝

麩屋町の庭に朝の光。どしゃ降りだった昨夜の雨も上がりました。ありがたいです。

一週間前、パシフィコ横浜・国立大ホールで巨大なご奉公があったのが信じられません。あっという間の一週間でした。

昨日の朝、校正が終わって朝参詣。告別式のご奉公をさせていただいて、新横浜まで講談社の方がわざわざ来てくださったので原稿をお渡しし、新幹線で京都へ。

京都ではスリランカの方々とはじめての会食。せっかく来日してくださったのにゆっくりお話が出来なかったので、貴重な時間でした。インドから来日してくれたシェーカーともお話が出来ました。来月、スリランカのご奉公があります。

朝参詣に出てみると、京都の空は明るく晴れ間が見えていて、とっても清々しい気持ちです。

今日、10時半から長松寺の開導会が奉修されます。

2012年6月16日土曜日

ブッダの言葉

夜が明けた。このまま朝参詣へ。矢部さんのご葬儀もある。夜には京都に入らなければ。17日は長松寺の開導会。

とにかく、初校の僕の校正は終わった。これを明日講談社の方にお渡しする。

時々、仏陀の言葉に涙が出る。今夜も、そんな気分になった。全世界に、この教えを伝えなければという気持ちが強くなる。必ずやそれは虐げられてきた人々の希望となる。

「生まれによって賤しい人となるのではない。生まれによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為のよってバラモンとなる。」

「わたしはバラモンでもないし、王族の者でもない。わたしはヴァイシャ族(庶民)の者でもないし、また他の何ものでもない。もろもろの凡夫の性を知り尽くして、無一物で、熟慮して、世の中を歩む。」

「生まれを問うことなかれ。火は実にあらゆる薪から生じる。賤しい家に生まれた人でも、聖者として道心堅固であり、恥を知って慎むならば、高貴の人となる。」

2012年6月15日金曜日

スリランカ僧侶の本山参詣

今夜はお通夜を勤めさせていただきました。矢部さん、妙深寺の大功労者です。行年87才。先住の御13回忌の祥月ご命日に帰寂されました。さすがというか、すごいです。

今日、スリランカ信徒のみなさんが京都に入りました。長松寺で夕食をいただいて、今夜は本山宥清寺に宿泊させていただきます。ありがたいです。

でも、今回の巡礼者にはスリランカの上座部仏教の僧侶の方が2名おられます。明日の朝、どうか驚かれませんように。「謗法のお坊さんが本山にいるー!?」と思われないように、ご披露をお願いしました。

スリランカには文化的にも宗派という概念がありません。厳密に言えばそういうことも言えますが、彼らは自分自身で「本門佛立宗の信仰者」として強い自覚を持っています。

この中の一人はカタラガマの僧侶で、私は6年前にはじめてお会いし、お教化となりました。私から彼の手元も御本尊を授与させていただきました。以来、6年間ずっと御本尊を大切に護持し、朝夕のお看経も、御講へのお参詣も欠かさずに今日まで信行ご奉公に励んできました。

日本の感覚だと理解できないことがあるかもしれませんが、彼らの真摯な姿や、御題目口唱の姿を見ていただければと思います。

明日の朝は本山の本堂で朝参詣します。良潤から説明するように指示しました。どうか、温かくお見守りいただきたいと思います。

写真は、私が御本尊を授与させていただいた時の写真です。お互いに、若かったですね。

ありがとうございます。

ひとまず

ひとまず第4章まで終了!

2012年6月14日木曜日

タイムリミットは16日

午前中は、妙深寺本堂に於いて北ブロックの教区合同御講を奉修させていただきました。やはり、6月10日を終えた、これからのご奉公の方が緊張します。大きな壁を越え、大きな扉を開いたようで。この気持ちをみんなで共有して、ひるむことなく前に進みたいと思います。

すぐに横浜を飛び出して、講談社さまに伺いました。初校の校閲が終わり、再校に出します。タイムリミットは16日の午後。缶詰めになって細かな最終のチェックを続けます。

写真の掲載許可を、国立国会図書館、高知坂本龍馬記念館や同志社大学、龍谷大学などからいただきました。まだ、申請中のものもあります。

最後まで、読みやすい本を目指します。時間との勝負。まだまだ、続きます。

英語版パンフレット

そして、全12ページに及ぶ英語版の大会パンフレット。素晴らしい出来栄えに、ただただ感動しました。

一般の参加者の方々は、ほぼ目にしないものですが、海外からお越しくださった方々やマルコス大使をはじめとした外国人の皆さまにお渡しすることが出来ました。

本当に、用意周到、高いクオリティー、献身的なご奉公、ありがとうございます。

翻訳ブース

6月10日から、あっという間に時間が過ぎて、明日は14日。先住松風院日爽上人の御13回忌、祥月ご命日に当たる。

12年前の朝、先住はご遷化された。家族が枕頭を囲み、清康の剃髪もなさった。先住は私の腕に抱かれて息を引き取られた。腕の中でかすかになっていく父の呼吸を、見ていた。病室に、眩しいほど光が差し込んでた。いま思えば、幸せなことであり、羨ましくもある。それでも、あの日の私の慟哭は、病院から妙深寺を結ぶ道路に刻まれていると思う。見事なご遷化であったにもかかわらず、あふれ出す涙を止めることも出来なかった。泣きながら、お寺に戻った。あれから12年。

今日に引き続き、明日も午前中は教区合同御講。6月10日のご奉公円成について、うれしい声に溢れていた。明日も、いろいろな方からお話を聞くことが出来る。ありがたい。

横浜国立大ホールでは、特別なブースで海外からの参加者のために同時通訳が行われていた。英語へ、シンハラ語へ。長時間だったから、大変だったに違いない。様々な部署の一つ、一人が欠けても、大会は成功しなかったと思う。

妙深寺の海外弘通部、海外企画部のみなさま、本当に、ありがとうございました。

2012年6月13日水曜日

妙深寺のホームページ

妙深寺のホームページがリニューアルされました。

ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございます。

http://myoshinji.jp/

陸前高田の一本桜の壁紙

陸前高田の奇跡の一本松。全国的に知られています。7万本の松の木が津波によって押し倒された中で、たった一本だけ倒れなかったのだから、本当にすごいと思います。塩害で枯れてしまったのは哀しい。保存に9000万円かけるとか。複雑な気持ちです。

でも、僕にとって奇跡の一本松より思い入れがあるのは奇跡の一本桜です。昨年の4月29日、見事に咲き誇っていた陸前高田の桜。その枝にはたくさんの被災材が掛かったままで。

今回の報恩記念大会で使用したスクリーンの背景画像。それがこの陸前高田の一本桜でした。

あまりにも素敵なので、iPhoneの壁紙を作ってもらいました。いま、設定しました。「忘れないという復興支援」だから、これを壁紙にします。

幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...