2012年6月6日水曜日

アインシュタインのハチ

あれだけ疲れて眠ったにもかかわらず、4時半の「ゆれくるコール」で目が覚めてしまいました。本当に、ここにきて地震が頻発しています。

イワシの大量の死骸が千葉の漁港に押し寄せたことも報道されています。その量100トン以上。クジラに追われてイワシが狭い海域に密集し、酸欠になって大量死することは時々あるものですが、東日本大震災の前後に大量のクジラやイルカが打ち上げられたりしたことを思い出してしまう。

生態系とは精緻なシステムです。アインシュタインはハチがいなくなれば4年で人類は死滅すると言ったそうですが、プランクトンから様々な生物まで、この精巧な自然界のシステムに対して、原子力発電所の事故は強烈な衝撃を与えているはず。イワシがいなくなればほとんどの中型魚や大型魚は生きていけなくなってしまいます。

残念なことですが、幸せから学べる人間は少ないものです。痛みや哀しみを伴う不幸に陥って、はじめて気づく。気づいて学ぶ、変わる。東日本大震災の大災害は多くの人を不幸にした忌まわしい出来事です。だからこそ、ここから学び取れることをしっかり学んで、気づいて、変わらなければならない。でも、時間の経過とともに危機感は薄れてしまっている。

すべてをネガティブに、何らかのスピリチュアルな啓示だと思うことはありませんが、少しだけ詩人の心を持って自然界を見つめてみれば分かるはず。日蓮聖人は「仏法と申すは道理なり」と仰せでした。考えてみれば当たり前のことばかりです。奪えば失う。与えれば戻る。普遍の宇宙に流れる因果の道理、天地自然の理。

自然界も人間界も、サインは見えているから、あとは備えるべきは備え、挑むべきは挑み、守るべきは守ること。

とにかく、あと数日です。

0 件のコメント:

神話よりはるかに啓示的な写真

  科学技術の素晴らしさを讃えると同時に、それが再び人類にもたらした「知的覚醒」の視点であることを思い返すべきだろう。 私たちは漆黒の宇宙に浮かぶ奇跡の星に生きている。その星はあまりに孤独で、か弱く、かけがえなく見える。 月の向こう側から届いたこれらの写真は、人間が作り出したどん...