2013年11月28日木曜日

Blowin' In The Wind

今朝、アイソン彗星が見たくて、夜が明ける前に、一人で屋上に上りました。

ここ数日、風が強かったから、大気は澄んでいたけれど、アイソン彗星が見えるはずの、東の空の地平線には、低い雲がかかっていて、空が白み始めるまで眺めていましたが、残念ながら見つけることは出来ませんでした。

それでも、改良服の上に、帽子とマフラーを重ねて、久しぶりに望遠鏡から月を眺めて、クレーターが浮かぶ月の海を見ていたら、気持ちがスッとしました。

宇宙人を探すより、宇宙人であることを考えた方が、ワクワクするもので、よほど価値があります。

最近、ボブ・ディランの曲を聴いていて、特に「Girl from North country」や「Blowin' In The Wind」を聴いていると、何とも心地いい。

邦題「風に吹かれて」を聴いていて、しっくりした和訳がないので、真夜中に訳してみました。

聴いてみてくださいー。

ボブ・ディラン
風に吹かれて
Blowin' In The Wind
1963 "Free Wheelin'

どれだけ歩けばいいのか
男と呼ばれるために
いくつの海を渡れば
白い鳩は砂の上で眠れるだろう
そう、どれだけ弾丸が飛び交えば
それは永遠に禁止されるというのか

答えは、友よ、風に吹かれて
答えは風に吹かれて

どれだけ歳月を重ねたら
山は海となるのだろう
そう、どれだけの歳月に耐えれば
人間に自由は許される
そう、どれだけ顔を背けたら
偽りを見ずに済むというのか

答えは、友よ、風に吹かれて
答えは風に吹かれて

どれだけ空を見上げたら
本当の空は見えるのか
そう、どれだけの耳があれば
人々の悲鳴が聞こえるというのか
そう、どれだけ多くの人が死んで
あまりに多くの人が死んでいると分かるのか

答えは、友よ、風に吹かれて
答えは風に吹かれて

 

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