ゆうべ、教務会が終わってから、20時過ぎに、大井町まで行って、高校時代の友人たちと会いました。
高校時代、ほとんど一緒にいたタケ。
飄々としていて、波乗りが好きで、踊りが好きで、ジゴロのようで、玉突きがうまくて、料理もうまくて、上からモノを言う奴で、いい加減なことばっかり言う奴で、仕方なかった。
でも、誰からも愛された。
本当に、魅力に溢れた、憎めない奴だった。
いつも一緒にいたな。
真っ青の、青春だったと思う。
バカなことも、たくさんした。
そのタケが、末期の癌になり、今は緩和病棟にいると言う。
あいつは、いつものように、飄々と、もう誰にも会わないつもりで、そこに入ったという。
もう、見舞いにも、行けない。
あいつなりに、苦しんだのだと思う。
俺たちが、自分のことに追われていて、目一杯で、あいつと会える時間を、作らなかった。
作れば、作れたはずだ。
でも、スケジュールがいっぱいで、作れないと思っていた。
時間は、待っちゃくれない。
タケの病気は進み、タケの人生は進み、タケは自分で決めたんだ。
俺たちは、それを聞いて、後悔でいっぱいだ。
バカだった。
これから、緩和病棟に見舞いに行こうとしても、それはきっと、タケのためじゃなくて、自分のためだ。
タケは、携帯電話を壊したという。
もう、誰ともメールしなくていいって。
だから、押しかけるのは、やめよう。
そう話し合った。
ご両親に伝えた。
俺たちが、思っていることを。
俺たちが、祈っていることを。
俺たちが、待っていることを。
緩和病棟の病室で、紙に書いて、タケに伝えてくれた。
タケは、それを読んで、涙を流したと聞いた。
タケ、ごめん。
本当に、ごめん。
2月、お前、電話してきてくれたのに。
飛んでいけばよかった。
いつものように、大丈夫なんて言うから、安心してしまった。
待ってたなんて、そんなことは言い訳だ。
俺は、失格だ。
タケ、ごめん。
昨日、河田が音頭を取って、大久保も、大滝も、棚橋も、関も、北川も、本澤だって来た。
みんなで、ずっとタケのことを、話してた。
あの頃、本当に青かったけど、精一杯やってた。
あの子にとって、高校時代が一番幸せだった。ご両親が言っていたと聞いた。
言葉、無いわ。
尾崎豊の卒業。
高校時代の自分を思い出す。
東京の、五反田の校舎を、思い出す。
思い出したよ。昨日も。たくさん。今日も。
とにかく、毎朝、本堂でもお前の名前を呼んでいる。
お前の名前を、御題目をお唱えしてる。
タケ。
高校時代、ほとんど一緒にいたタケ。
飄々としていて、波乗りが好きで、踊りが好きで、ジゴロのようで、玉突きがうまくて、料理もうまくて、上からモノを言う奴で、いい加減なことばっかり言う奴で、仕方なかった。
でも、誰からも愛された。
本当に、魅力に溢れた、憎めない奴だった。
いつも一緒にいたな。
真っ青の、青春だったと思う。
バカなことも、たくさんした。
そのタケが、末期の癌になり、今は緩和病棟にいると言う。
あいつは、いつものように、飄々と、もう誰にも会わないつもりで、そこに入ったという。
もう、見舞いにも、行けない。
あいつなりに、苦しんだのだと思う。
俺たちが、自分のことに追われていて、目一杯で、あいつと会える時間を、作らなかった。
作れば、作れたはずだ。
でも、スケジュールがいっぱいで、作れないと思っていた。
時間は、待っちゃくれない。
タケの病気は進み、タケの人生は進み、タケは自分で決めたんだ。
俺たちは、それを聞いて、後悔でいっぱいだ。
バカだった。
これから、緩和病棟に見舞いに行こうとしても、それはきっと、タケのためじゃなくて、自分のためだ。
タケは、携帯電話を壊したという。
もう、誰ともメールしなくていいって。
だから、押しかけるのは、やめよう。
そう話し合った。
ご両親に伝えた。
俺たちが、思っていることを。
俺たちが、祈っていることを。
俺たちが、待っていることを。
緩和病棟の病室で、紙に書いて、タケに伝えてくれた。
タケは、それを読んで、涙を流したと聞いた。
タケ、ごめん。
本当に、ごめん。
2月、お前、電話してきてくれたのに。
飛んでいけばよかった。
いつものように、大丈夫なんて言うから、安心してしまった。
待ってたなんて、そんなことは言い訳だ。
俺は、失格だ。
タケ、ごめん。
昨日、河田が音頭を取って、大久保も、大滝も、棚橋も、関も、北川も、本澤だって来た。
みんなで、ずっとタケのことを、話してた。
あの頃、本当に青かったけど、精一杯やってた。
あの子にとって、高校時代が一番幸せだった。ご両親が言っていたと聞いた。
言葉、無いわ。
尾崎豊の卒業。
高校時代の自分を思い出す。
東京の、五反田の校舎を、思い出す。
思い出したよ。昨日も。たくさん。今日も。
とにかく、毎朝、本堂でもお前の名前を呼んでいる。
お前の名前を、御題目をお唱えしてる。
タケ。
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