1月2日、今日も感謝の一日でした。
12月31日、熱海妙立寺の先代ご住職、山村御導師がご遷化になられました。
その最期は、まさに佛立教務のお手本というべき、見事なものであったとお聞きし、本当に感激しました。
山村御導師は妙深寺の先代ご住職と乗泉寺で一緒に修行された50年来の友人、法友でした。
乗泉寺に寄宿させていただいていた学生時代、十五世の下で共に修行しながらジャズを聴いていたのだとお聞きしたことがありました。
先日、ご遷化の直前、その当時の写真を送っていただきました。
学生時代のお二人。
アイロンをかけている父。
そのアイロンの先に、スプレーをかけてくださっている山村御導師。
永遠の時間の中に刻まれた一瞬の出来事。
御法の道の中で出会った戦友は、どこまでも有難い存在なのだと思います。
写真を拝見して、父の晩年を振り返り、つくづくそのように思いました。
「生き恥かいても、死に恥かくな」
父はいつも言っていました。
死化粧だけは、自分で出来ません。
佛立教務の、迷いのない、武士のような最期、寂光参拝のお手本を見せていただいた私たちは、幸せ者だと思います。
死なない者など、いないのだから。
生き恥をかいても、死に恥はかきたくない。
三類の弱敵に負けていたら、強敵に勝てるわけがない。
本当に、一生がご奉公、ご信心です。
年の終わり、12月31日に、山村御導師はご遷化になられました。
本当に、ありがとうございました。
今夜は、私も大切な方と2人で食事をさせていただきました。
横浜の夜景が美しい。
この世のすべてが愛おしい。
僕たちが希望を失ったら、終わり。
狂気的情熱で、ご奉公してゆこう。
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