2015年8月19日水曜日

ネパール大地震HBS支援チーム報告 4 良潤師の誕生日

ネパールからの便り(涙)。

なんか、連絡が途絶えていたので、今朝は胸騒ぎしたり、心配してました。

よかった、無事で。

昨日の朝、良潤師の誕生日の御礼を言上させていただきましたが、ネパールで、みんなでお祝いできたみたいで、よかったです。

一生に、二度とない、素晴らしい誕生日になりましたね(涙)。

ありがたいです。

下記、ネパール大地震HBS支援チームのチーフ、清水清康師が書いた、第4回目の報告です。

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二つ目の村、「カカニ村」に届ける支援物資のリスト。

トタン屋根・お米・小麦粉・塩・砂糖・石鹸、、、

これらを調達するのに半日以上かかってしまいました。
(T . T)

夕方4時過ぎてカトマンズを出発。

最初の村よりも遠く、高い場所にある村を目指し、四輪駆動の車で山奥へ分け入って行きます。

「ここ行くの?」

と、目を疑う道をひたすら進み、途中、屋根に乗せている荷物が落ちたり、これまで経験したことがないすごい道、こんな道は通ったことがありません。

土砂崩れのあと、あちこちに大きな岩が落ちていて、そして激しく雨が降り、不安でお題目をお唱えしながらビデオをまわしていました。

車体の底を何度も強くこすり、ぬかるみにはまり、そして走る。

四駆、スゴイ、えらい!

しかし、日が沈み、だいぶ高地まで来たところでストップ。

道の先で土砂崩れが起きていて、車では進めなくなってしまいました。

ここから村まで6〜7キロあるとのことで、歩いて行くか迷いましたが、雨が強く、気温も低くなってきていたので、これ以上進むことを断念し、近くの山小屋まで戻り、そこで一晩を過ごすことに決めました。

ブルーになってばかりいても仕方がありません。

この山小屋で、生涯忘れることのできない思い出、とっておきのサプライズがありました。

スリランカから活動に参加している、佛立の宝、ディリーパ良潤師のこの日が誕生日!

バースデーケーキを、山小屋の方にご協力いただいて、小麦粉とビスケット、キャンドルで作り、男たちの最高のパーティーになりました。

その後、小屋の方が、しめたばかりのチキンをカレーにしてくださり、とても美味しく、鶏の命に涙が出ましたが、心から感謝し、みんなで「願はくは生々世々菩薩の道を行じ」の願文をお唱えし、ちょうだいいたしました。

そして小屋の床をお借りして、そこに寝袋を敷いて就寝。

本当にネパールの人は、みんな親切です。ありがたい。
、、、

一夜明けて、外に出ると、雨がますます強くなり、土砂を撤去する作業を予定していますが、土砂崩れがなんと5ヶ所も起きているとのこと。

昨晩、もし歩いて強行突破していたら、土砂に巻き込まれて最悪の事故を招いていたと思います。

ご守護をいただきました。

本当に良かった。

しかしこの分だと、今日中に、村に果たして辿り着くことができるか、そして、帰り道でも土砂崩れが起きていないか心配ですが、とにかくこの小屋で待機、それぞれに暖をとって、祈ることしかできません。

小屋の方が入れてくれたミルクティー、身も心も暖まります。

ありがとう。

ダンニャバード!

(小屋の人は寒くないの?)

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