チーフの清康師が、Facebookを更新しました(涙)。
ネパール大地震の支援活動、今回のミッションを、無事に、奇跡的に、お計らいの連続で、御法さまのおかげで、みんなの力で、完了できたとのこと(涙)。
すごい体験、壮絶なご奉公だった様子が、ヒシヒシと伝わってきます。
無より、有を生ず。
何もなかったところから、無償の慈悲を奮い立たせて、行動を起こし、尊い種を蒔き、有難い芽が出てくることを、私たちは目の当たりにしています。
いつも、支援活動は、この世の中も、人間も、捨てたものではないということを、被災地の方々とのふれあい、そこに辿り着こうと奮闘する支援者の姿が教えてくれます。
本当に、みんな、よくがんばったな(涙)。
ネパール男児の根性もすごいが、佛立男児の佛立魂を見せてもらっている。
出来るからしているんじゃない。
すべきだと信じているから、出来ないながらも準備を整えて、させていただいている。
本当に、有難いご奉公を、大過なく、完了してくれたこと、ご奉公者はもちろん、世界中でご祈願してくださっている皆さまに、心から御礼申し上げます。
本当に、本当に、ありがとうございました(涙)!
下記、清康師からのレポートです。
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今日は奇跡の連続でした。
朝から強い雨が降り続いていたので、土砂崩れの情報もあって、目的の村には辿りつけないかと思っていました。
しかし、その村から、20人くらいの若者からお年寄りまでが集まってくださり、土砂を取り除く作業に取りかかりました。
もちろん、私たちHBSメンバーもシャベルや鍬を借りて、土砂を取り除く作業に参加。
標高が高いので、通常より短い時間で息があがり、頭がクラクラして、すぐ気持ち悪くなってしまいました。
(年のせいかな)
土をかいて、かいて、かいて、かいて、、、
途中、また土砂が崩れてきて、危うく事故になるところでしたが、間一髪、逃げることができ、すごっ!
Miracle!
約二時間ちょっとで道ができ、これだけで感無量!
It's a miracle!
しかし村までまだ7キロぐらいあり、道はひどく、支援物資を積んだトラックの運転手は、これ以上進むことを嫌がっていましたが、何とか説得。
再び進みはじめ、他は大きな土砂崩れではなく、何度か四駆の車を降り、坂を押しがけし、車のタイヤに大きな石を挟んでスリップを回避しましたが、この大きな石にネパール人のボランティアスタッフの一人が挟まれ、足の親指を恐らく骨折してしまったと思います。
それでも彼は村まで行くと言って、かなりの距離も歩いて付いてきました。すごい根性、ネパール男児の生き様を見せてもらいました。
そしてついに学校に到着!
こんな標高が2000メートルもある山奥の学校に、やはりたくさんの子供たちが待っていてくれました!
着くなり早速セッションを開始。
雨が強く降り始め、あの土砂崩れの現場が、再び崩れたらカトマンズに戻ることができません。
帰りの飛行機のチケットは翌日なので、もう同じように土を取り除く作業はできません。
同行していたインド人のシェーカー君は、しきりにそのことを心配していましたが、私は「祈るしかない。ナムミョウホウレンゲキョウを一生懸命唱えよう!それしかない。」といいました。
そして学校の校庭に、御本尊をおかけした途端に雨が弱まり、ついには晴れてしまいました!
お計らいをいただき続けています!
その後、私たちHBSメンバーの紹介と、良潤師からお題目口唱の説明と練習をしてもらい、本当に短い時間でしたが、かえってもっとお題目を唱えたいという気持ちになったのでしょう、あちらこちらで「ナム?」「ミョウ?」と唱え、教えあっていました。
その光景はとてもありがたく、涙が出てきました(T . T)
そして文房具のプレゼント。
素直で本当にかわいい子供たちに、日本の皆さまの思いを、やっと、何とか、奇跡的に、届けることができ、またもや涙。
(T . T)
たいへん短い時間でのセッションでしたが、中身の濃い時間で、先生方や子供たちとうちとけ、またの再会を約束し、学校を後にしました。
次に向かったのはその先にある村。
支援物資、お米1トンをはじめ、様々な生活必需品をトラックに満載、詰め込んでいきましたので、それも村にお届けできました。
あの道のりを、トラックの運転手もかなり嫌がっていましたが、本当によく来てくれた。
村人たちの喜びようは大変なものでした。
土砂崩れの現場も治してくれていましたし、もっと長い時間、ゆっくり話して滞在したかったのですが、すでに夕方5時近くなっていたので、またいつ雨が降りはじめるか分かりません。
すぐに村を後にして出発すると、車がまたもや坂道を登れない(T . T)
何度も、何度も、車から降りては押し、大きな石をタイヤの前に置き、車がスリップしてひかれそうになったり(T . T)、タイヤにかきだされた石が何人かの足に当たって、幸い大きなケガにはなりませんでしたが、もうヘトヘトになり、無事にあの土砂崩れの現場も通過!
有馬清朋師もヒルに血を吸われていましたが、全てのミッション、ご奉公をまっとうすることができました。
途中、何度も予定をかえ、あきらめかけましたが、その度ごとにお計らいをいただき乗り越えることができました。(T . T)
山道から舗装された道路に出たら、車内で拍手と、歓声があがり、また、カトマンズ市内に入ると拍手と歓声!
みんな、良くやった。
本当によく、全てをこなし戻ってこれました。
世界中でご祈願をくださっているご信者さまがたのお陰です。
本当にありがとうございました。
これから空港に向かい、帰国いたします。
m(_ _)m
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