号泣しました。
ヒック、ヒックと、泣きました。
東日本大震災、終戦70年のご奉公、感極まって、涙を抑えることが出来ませんでした。
多くの人々の心を震わせ、動かすとは、どういうことか。
今回、極めて貴重な機会をいただいて、本物を真近に実感し、勉強させていただきました。
自分の過去、自分の弱さも、至らなさも、不甲斐なさも、痛感しました。
レベルが違います、本物は。
「売れているものが良いものなら一番うまいラーメンはカップラーメンだ。」ヒロト兄
とことん突き詰めた本物の凄さを、痛感いたしました。
本物を前に、自分のニセモノが浮かび上がり、恥ずかしくなるくらいでした。
そこまで、本当に自分を磨いているかな。
そこまで、本当に命懸けで取り組んできたかな。
グルグルしました。
甲子園ー。
あの球児たちの立ち居振る舞い、まっすぐな眼差し、言葉に、70年前には普通にあった日本男児の姿を見ました。
焼き場に立つ少年と、同じものを。
では、私たちは。
本物の、本当の、火傷するくらい真剣の、呆れられるくらい情熱に燃えた生き方を、求めて、求めたいと思います。
憧れるのではなくて、生かされている以上は、そこに近づけるように、反省したい。
儀典祭礼では張本人が分からない。
坊さんの枠を出て本物の坊さんを目指せ。
心が、震えるようなこと。
愛する人を守るために、愛する人を残して、独り旅立つ人の心。
愛する人を、戦場に送り出し、待ち続ける人の心。
その心、その痛みを分からなければ、何をしても無意味なことのように思います。
家族を失う苦しみと、知らない人の命が失われる苦しみには、絶対的な違いがあるから。
命の、重さや軽さを選り分けるもの。
生まれ変わり、死に変わり、永遠の時に託す人間の愛に、涙が溢れるのでした。
ここから、また小さな、意気地なしの自分を励まして、また一から頑張ります。
貴重な機会をいただいたことは、忘れません。
これを活かすことが、感謝であり、恩返しであると思って、生きます。
ありがとうございました。
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