「法華経を持(たも)ちながら鬼門金神のタタリを恐れ、また幽霊狐狸等をこわがり、余宗の祈祷、マジナヒを信ずる人々は、是れ世間第一の馬鹿者、あほの部類眷属なり。」
仏教徒がまず最初に到達すべき境遇-。
「信」が起これば「迷」が消えるという実感。
「ほどけなさい」
仏陀が説かれたこと。
まだ、囚われているのですか?
まだ、後ろ髪を引かれているのですか?
縛られている。
だから、スッキリしない、グチャグチャになる、腐る、イライラする。
原因は、自分で自分を縛り付けているからです。
ほどけなさい。
仏教とは「ほどけること」です。
コンプレックスから離れなさい。
コンプレックスを捨てなさい。
ジンクスに振り回されるのはもう止めなさい。
占い、オカルト、スピリチュアル、方位方角、風水、ラッキカラー、挙げれば切りのない「迷信」から、一刻も早く離れなさい。
差別を止めなさい。
因果を知りなさい。
あなたが誰かにしたことは、いつか自分に返ってくることを知りなさい。
だから、人を傷つけてはならない。
だから、人を助けなければならない。
ノーコンプレックス。
ノージンクス。
世間の賢そうな人、活躍しているように見える人でも、どれだけつまらない感情、意味のないものに縛られ、囚われて生きているか分かりません。
虚勢を張るな。
ウソをつくな。
都合がいい解釈ばかり成り立たせ、それを自らに言い聞かせ、信じ込ませて、無理して生きています。
疲れるでしょう。
かわいそう。
もう戻れないかな。
がんじからめで。
「ほどけ」て「ホトケ」になる。
仏教とは、そういうことです。
仏教徒は、そこを目指す人のことです。
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