2016年7月13日水曜日

ネパール大地震 支援活動のご報告

2016年7月5日、「ネパール大地震」の支援活動について所管部局である総務局に報告書を提出いたしました。


ネパールへの支援活動は、宗門に集まった義援金をお預かりして進めてきました。


宗務本庁に届けられた義援金7,785,322円、妙深寺の追加義援金4,374,797円、一般から妙深寺に寄せられた義援金205,360円、総合計12,365,479円。


第一回の支援活動に於ける遠隔地への支援物資の運搬と提供、その後の子どもたちへの文房具の提供、第四次から本格化した倒壊した学校校舎の建設、そして、土地の寄贈を受けて始まった追悼碑やHBSハウスの建立など、約1年にわたる活動の報告をさせていただき、大きな節目を迎えることが出来ました。


「ネパール大地震 支援活動報告」


ありがとうございます。


4月25日、ネパール大地震から1年が経過し、宗門の支援金をお預かりして進めて参りました支援活動も節目を迎えました。ここに総計9回行われました「ネパール大地震支援活動報告」をまとめましたので、ご査収いただければと存じます。


1年間に及ぶ支援活動は、その段階に応じて支援物資の提供、倒壊した学校舎・教室の建設を行い、これらを完了することが出来ました。


その後は現地の被災者から「今後も永らく日本やHBSと縁を結び続けることが出来るように」という提案をいただき、土地の寄贈を受けることとなりました。


ここにネパール大地震で亡くなられた方々の慰霊と支援活動中に殉職した小原旭くんの追悼、ネパールの発展と平和を祈念する「題目塔」と縁を深める拠点となり得る「HBSハウス」の建設に着手、推進して参りました。


この題目塔は現地の方々に分かるようにと「HBS ネパール・シャンティ・ダルマ・ストゥーパ(日本名「本門佛立宗ネパール平和題目塔」)と名付けて建立を進め、第9次をもって題目塔は完成し、この時点で支援金はすべて支出いたしました。


今後、提供いただいた土地の全体を美しく整備し、建設途中のHBSハウスを完成させる予定でおります。


現地の方々は、この場所を私たちの活動の拠点として、海外の方々とネパールの方々との交流の場になることを望んでいますので、HBSハウスを世界中の人びとに開放されたリトリートセンターとして機能させたいと思います。


私たちも、題目塔のあるこの場所を中心に、心血を注ぎ、旭の亡くなったサムンドゥラデヴィの学校をはじめ、多くの子どもたちとの縁を深めて、ネパールに於ける恒久的な支援活動を展開してゆきたいと思っています。これからは大地震の支援活動ではなく、本当のネパールのすべての方々に喜んでいただくための活動が始まります。


私たち妙深寺、一生懸命にやって参りましたが、まだまだ力不足で支援金が足りません。活動に賛同くださる皆さまには、少しでもお力添えをいただければと思います。


どうか、今後とも、ご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


下記、ネパール活動支援金の振込先です。


三菱東京UFJ銀行 新横浜支店
(店番215)
普通預金 口座番号 0272810
口座名義 HBS NETWORK


11月11日から18日までの予定で、ネパールへの大きな団参・ツアーを考えております。
ここで、題目塔・HBSハウス、すべてのオープニングセレモニーを行います。


11月16日は、小原旭くんの一周忌法要を行います!


みなさん、みんなで一緒に行きましょう!!!!!


よろしくお願いいたします。


妙深寺 長松清潤拝、




「ネパール大地震支援活動 実施日程(前回の報告の後に進められた支援活動)」


第5次( 1 月 30 日 ~ 2 月 14 日)
第6次( 3 月  1 日 ~ 3 月 20 日)
第7次( 3 月 25 日 ~ 4 月 14 日)
第8次( 4 月 19 日 ~ 4 月 30 日)
第9次( 5 月  6 日 ~ 6 月 16 日)




「ネパール大地震支援金」


・全国寺院(宗務本庁より) 7,785,322円
・妙深寺・一般支援者 4,374,797円
・一般募金 205,360円
・支援金総合計 12,365,479円


文責:長松清潤





 

 

 
 



























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