2016年7月23日土曜日

「なめたらいかんぜよ!」

『野生の証明』『鬼龍院花子の生涯』、『極道の妻たち』や『仁義なき戦い』シリーズなど、素晴らしい映画を作り続けてこられた、東映京都が生んだ天才脚本家、高田宏治先生をご紹介いただきました。

もはや、今生でこうしてお会いさせていただけたことに、心から感謝しておりますー。

京都太秦にある東映の撮影所。

お忙しい中、大切な方々をご紹介いただくことが出来ました。

本当に、何と申していいか分からないくらい、有難いです。

高田先生にお見守りいただいている中、撮影のご協力をお願いし、高田先生にもお付き合いいただいて、映画村のセットを丁寧に見せていただきました(汗)。

82才とは思えない、本当に壮健で、紳士で、威厳がある先生。

こうして、ご縁をいただけたこと、心から感謝ですー。

つくづく、京都佛立ミュージアムのスタッフの力を思い知りました。

佛立開導日扇聖人御生誕200年慶讃ご奉公とはいえ記念DVDについては昔の動画をコピーする予算しかなかったのですから、頭を使い、ご縁を活かして、開導聖人の記念映像を作らなければなりません。

昨日も撮影が行われていましたが、さすがのセットがありますので、しっかりとシナリオを書いて、映像を撮っていきたいと思います。

実は、太秦の東映撮影所の門前にある「菊香荘」という旅館のご主人は、父、先住松風院日爽上人の堀川高校時代の親友ー。

6月に長松寺で営ませていただいた御17回忌にも参列してくださいました。

菊香荘は役者さんたちが衣装のまま出入りするほど撮影所に近い、本当に門前のお宿です。

昨日、打ち合わせの合間を見て、ご挨拶に伺いました-。

本当に、ありがたいです。

それにしても、本当に高田先生は気さくな方で、感激しました。

82才にして、初めて小説をお書きになったということで、お会いする前に御本を送っていただきました。

高田宏治先生の近著『ひどらんげあ おたくさ』
http://www.amazon.co.jp/dp/4757224494

「幕末前夜の長崎。日本でただ一人、シーボルトに愛された楠本瀧。間宮林蔵との出会い、鳴滝塾の医師達、娘として生まれるオランダおいね…それらをめぐる人々の百花繚乱の物語は、やがて日本を揺るがすシーボルト事件へ流れていく。」

amazonのレビューを読むと素晴らしい内容が分かります。

いま、読ませていただいている途中です。

登場人物の交わす言葉、台詞が、息を呑むほど素晴らしい。

さすが「なめたらいかんぜよ!」です(汗)。

幕末の物語ですから、僕も執筆中のことを思い出してタイムスリップしますー。

昨夜は先生と「読む睡眠薬」と言われる拙著『仏教徒 坂本龍馬』についての話題でも盛り上がりましたー(笑)。

文章力を高めるために弟子入りしたいと思います(涙)。

本当に、貴重なお時間を頂戴して、お力添えをいただき、感謝、感謝で御座います-。

ありがとうございます-!

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