台風直撃の昨日、平林さま御一行が妙深寺にお参りしてくださいました。
7月、「ぜひ長松住職のお寺に行こう!」と言ってくださり、その後は秋谷にある田中先生のご邸宅までお伺いする計画を立ててくださいました。
ところが、この台風の直撃。
一週間ほど前からコーディネートしてくださっていた方々に中止にした方がいいのではないかとお聞きしていました。
それでも、変更なし(汗)。
当日の朝は、夜明けからリオ五輪最終日のニュースよりも緊迫した台風直撃のニュースが流され続けていました。
朝参詣の前、これは間違いなく中止にした方がいいと思って小泉社長にメールを送ったりしていました。
ところが、一切変更なし(笑)。
「台風を愉しむ事も何かの縁と理解しています。」
ヒラリン、すごすぎます。
やはり、違うと思いました。
運命を変える、運を啓く選択。
仏陀の、悟りの前には嵐あり、ということ。
「道遠く 雨ふる時の参詣は 信心つよきしるしなりけり」
嵐の中のお参りは、数万倍の功徳です。
本堂にご案内をし、ご挨拶から一座のお看経、私から少しお話をさせていただきました。
本門佛立宗について。開導聖人について。ご宝前について。
「おのが身を いのることかと思ひしに 人を助くる それが信心」
畏れながら、人を助けて、自分が助かるという普遍の因果、それこそ運命を変える、流れを変える、罪障消滅、定業能転の教えについて、その一端をお話させていただきました。
NHK講座の流れを引きずっていたかしら(汗)。
その後、台風をもろともせず、ご用意いただいたバスで秋谷のお家へ。
本当に素晴らしいお宅で、訪問させていただいて感激いたしました。
僕たちを育んでくれた海。
風雨が、上から下、真横、最後には上に吹き上がっているのを見ました。
目の前で、風速30メートル以上を見たことになります。
台風の真っ只中のすべてを体験できるなんて、本当に貴重な経験をさせていただきました。
また一つ修行させていただき、きっと、また何かが大きく啓いてゆきます。
啓運。
そういう一日でした。
本当に、ありがとうございました。
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