2018年10月5日金曜日

アフリカ


昨夜はヘトヘトになりながらもスイッチを切り替えて夜のお総講を勤めさせていただきました。


たくさんのお参詣、ありがとうございました。


お総講の後、ご信者さまがお連れになったケニア人のエドウィンさんとお会いしました。


まだ日本語は全く話せませんが、海外青年協力隊の活動からご縁をいただいて来日したとのこと。


みんなで机を囲みながら、彼のこれまでのキャリアやこれからのヴィジョンについてお話をお聞きしました。


僕からはまずケニアは憧れの国の一つであること、ピーター・ビアードやカレン・ブリクセンの本のことなどをお話しました。


「一度でいいからンゴング丘陵の山並みが見たい」と伝えたら、なんとエドウィン君は学校の遠足でンゴングに行ったとのこと!すごいなー。


彼はセブンスデー・アドベンチスト教会のクリスチャンと聞きました。


最近、この団体のことをよく耳にします。アフリカ、ナイロビでも布教されているのですね。


カレン・ブリクセンの『アフリカの日々』で100年前のケニアでもムスリムの執事がいたり、クリスチャンのスタッフが混在していたのを読んでいました。


私から仏教とキリスト教の違いについて話をさせていただき、「南無妙法蓮華経」という御題目は日本語ではなくこの大宇宙の生命そのものであること、お唱えすること、みんなで唱えることで一つになり、御利益が顕れることをお伝えしました。


下手な英語でしたが、いつものように精一杯お伝えしました。


長松寺のお総講の御法門からお参詣してくれたのですが、驚いていました。


というのは、彼は日本に来て、京都や奈良のお寺に行ったそうですが、日本人も必ずパッと見て、特別に何かをするのでもなく、そのまま帰るというスタイルで、長松寺も同じだと思っていたそうです。


それが、みんなで前を向いて、お坊さんが必死にお話をしていて、その後でみんなで御題目をお唱えして。。。。


とてもビックリしていました。


それこそ「生きた仏教」であると伝えました。


南無妙法蓮華経-。


来たる日曜日は本山宥清寺の御会式。平成最後の御会式です。有難いです。

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