ドイツのフランクフルトに到着しました。
あと2時間でサンパウロ行きのフライトに搭乗します。
前々回はアブダビ経由、前回はスイス経由、今回はまたドイツとなりました。
乗り継ぎがよく、とにかく安いものを探してゆくと、いろいろな会社がキャンペーンをしているので会社が変わってしまいます。
もっと時間をかけたり乗り継ぎを増やしたりすれば、本当に安いフライトがあります。
今回だけはそれが出来ず、こちらの都合に合わせてしまいました。
来週の日曜日は長野本晨寺の高祖会。奉修導師。妙深寺からも40名の婦人会さんを中心とした団参が計画されていました。
日曜日から日曜日の間しかブラジルに行けないことになり、現地2泊での渡航となってしまいました。
短期間でも何とかお役目が果たせるように、資料を整え、事前にお願いをさせていただきましたが(汗)。
今回も、日博上人の著書『コーヒーの壺』を持って来させていただきました。
1955年(昭和30年)、日颯上人の随伴として史上初のブラジル巡教を行った記録です。
困難な状況、対立する問題、いろいろな場面を乗り越えてご奉公を進めてゆく、日博上人の息吹まで聞こえてくるような内容。
読んでいただけば分かるのですが、書かれている内容、その文体はまるで「日博上人ブログ」で、つくづく僕は日博上人の後を追っているのだと思い知らされます。
地球と宇宙の間、空の上。
暗黒と光と大気、水の粒たちが織りなす壮大なショー、いつもながら美しい光景です。
オレンジ色のお月さまより上を飛んでいるような不思議な光景を見ることも出来ました。
あまりにも時間があったので、下手な文字を綴ってみました。
「この度は
人が人たる人になり
星の絆を取り戻し
鳥も獣も草も木も
人が人たる人だから
星が初めて見るような
むつまじき和を織りなして
人が人たる人として
生きれるように なるように
命を捧げ 身を捧げ
まずは自分が人として
こんなに素敵に変われたと
こんなに自由に生きれると
こんなに心晴れやかに
無常の中にも永遠に
欲の中でも飄々と
騒ぎの中でも颯爽と
御法のために 君のため
生きとし生けるもののため
気づけばいつもあたたかく
気づけばいつもあらためて
父を想いて心をかため
母を想いて涙を浮かべ
子どもを想い夢を見て
まことの道を追いかけて
あなたと共に追いかけて
かけがえのないこの度の
命を思い定めます
思い定めて励みます」
「紅の 月を見下ろしGOOD NIGHT MOON」
「愚かなり 線なき星に線をひき 人を傷つけ 我も傷つき」
「人里を 離れ地の果て逃げ隠れ 独り安居の誘惑もあり」
あと1時間になりました。
こうして時間は過ぎてゆく(笑)。
また飛行機に乗ったら12時間は缶詰め。
朝の6時前にサンパウロに着きますので、そこからは目一杯、精一杯ご奉公させていただきます。
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