あっという間に大晦日となりました。一年間のご厚誼に心から感謝申し上げ、来る年もどうかよろしくご教導、ご奉公、ご支援のほど、伏してお願い申し上げます。
振り返れば本年も今生人界の記念すべき一年でした。妙深寺の本堂再生工事の完了、ネパールではカトマンズ親会場の発足、米国やブラジルへの長期出張もありました。這いつくばっていても、前進できれば喜びです。問題の中にこそ真のご奉公があります。当たり前は何一つない。今年もかけがえないです。ありがとうございました。
時間は片時も止まらず、容赦なく流れてゆきます。だからこそ、握りしめたくなるほど愛しいものです。
12月24日、陸前高田の佐々木松男さんが亡くなられました。行年74歳で旅立たれたとのことでした。お名前が示すとおり高田松原の松を見守る活動をされていた陸前高田を象徴するかのようなお人でした。
妙深寺が横浜国立大ホールを借りて開催した東日本大震災復興支援大会ではスピーチをしてくださり、津波によって奥様を亡くされたことを含め、大切なメッセージを伝えてくださいました。決して忘れることは出来ません。大恩があります。
実は、12月13日に松男さんのご長男である高志さんの奥様からご連絡をいただきました。本当に久しぶりのことでした。タイムスリップしたかのように佐々木さんの思い出を振り返っていた最中、訃報が届きました。やはりこれも妙不可思議なサインなのだと思いました。
感謝してもし切れない。この10年、20年、いろいろなご奉公がありました。そこで多くの方々とお会いしました。本当に素晴らしい方々ばかりで、感謝しかありません。
パシフィコ・ヨコハマ、横浜国立大ホール。松男さんの写真を見つけ出しました。素敵なスピーチの写真です。スピーチは先日YouTubeのリンクをシェアしました。
すべて今生人界のかけがえのない日々。あのとき幼かった子どもたちも大きくなりました。自然災害は増え続け、支援活動が追いつかないほど恐ろしい時代です。
今年も暮れます。どうか、皆さまがより良き年をお迎えになられますよう、心から祈念しております。
そして、松男さんのご冥福を心の奥底から願っています。高志さんのことも毎日祈り続けています。
南無妙法蓮華経
ありがとうございます。
長松清潤拝
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