2011年5月13日金曜日

シンガポールの八田さん

5月8日は、台湾南部に世界有数の烏山頭ダムを建設し、当地で「ダムの父」と呼ばれる八田與一氏の祥月ご命日。当日、氏をたたえる記念公園の完成式典が台南市で盛大に開催されました。

ニュースには、馬英九総統、森喜朗元首相ら日台双方の要人の中心に、シンガポールの八田さんご夫妻が。馬総統は「八田氏が人生のすべてを台湾にささげた功績は非常に大きく、記念公園を台湾と日本の懸け橋にしたい」と談話を発表。森元首相も「石川県民よりも台湾の人々の方が八田氏を高く評価していることを知った」と語りました。

八田與一氏の孫である修一氏は、招待を受けてご夫妻で参列したそうです。馬英九総統と森喜朗元首相の中央でテープカットしているのですから、さすがです。

こうした日本人の国際貢献の象徴的な方の嫡孫の修一さんご夫妻が妙深寺のご信者さんであることを心から誇りに思うと共に、だからこそ、妙深寺はさらに苦しんでいる方々に寄り添い、心の底から支援を行い、国際貢献にも積極的に取り組むべきだと思います。

本当に素晴らしいです。セレモニーだけでは仕方ない。八田與一氏のような心や志を持つ日本人が今なおいること、それを実践してゆくことこそが大切なのです。それこそが、八田與一氏や修一さんらご家族が喜んでくださることだと信じて、さらに命を懸けて、ご奉公させていただきたいと思います。

修一さん、弥生さん、勝手に載せて、ごめんなさい。本当に、ありがとうございます。

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