今までとは全く異なる静寂に包まれたクシナガラ。ブッダ入滅の地。
近く涅槃を迎えると悟ったブッダは、付き従うアナンダに決して嘆いてはならないと申し置きましたが、二本の菩提樹の間でブッダが入滅された時、それを哀しまぬ者はいませんでした。
ただ、天の上では、ブッダが久しぶりに帰ってきてくださるとを喜び、数え切れないほどの花びらを舞わせたといいます。
静寂のクシナガラへ。
人は死ぬ。必ず死ぬ。どんなことをしても150年生きる人はいない。人は老いる。人は病む。そして人は死ぬ。 生ものだから死ねば腐る。だから埋めるか、土に返すか、燃やして灰にするか、動物に与えるか、する。世界には様々な葬送の仕方がある。 仏陀は火葬された。仏陀は分骨された。ガンジス川に...
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