ブッダガヤにて覚者となったブッダは、ヒンドゥーの聖地・ベナレスに来なければなりませんでした。それはお祖師さまが立教務開宗のために京都ではなく清澄を選び、その後で鎌倉に向かわれた深い意味と同じく、修行仲間に法を説くためだけではない強い意思と深い意味があったはずです。
5人の修行仲間は、修行を捨てたと思っていたブッダが来て軽蔑します。しかし、ブッダが近づくと、その何とも言えず神々しい姿に座を立ち上がって迎えたのでした。
そして、ブッダはブッダたることを宣言し、初めて法を説き聴かせました。
5人は歓喜し、現証を体感して帰依を誓います。
ブッダはここで初めて教団たるものを持ったことになります。そして、この地から各地へ活動を開始しました。
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