2011年7月15日金曜日

震災直後のブログを振り返る

自分のブログを振り返る。

3月11日21:34
「燃料棒露出の危険」
http://goo.gl/99FpK

3月12日10:01
「原子力発電所情報」
http://goo.gl/Nzus4

3月12日14:21
「meltdown」
http://goo.gl/kQ7pT

3月12日17:15
「家の中に入れ!」
http://goo.gl/TbzJS

3月12日17:43
「ヨードを摂取してください」
http://goo.gl/Gpmxb

その後、恐ろしい原発事故の影響や対策について様々なことを勝手に書いてきた。後手後手の対策や曖昧な情報。全く違う選択によって、関東圏は、ほぼ震災前の生活が戻ってくるかのような気持ちになっている。だから、牛肉からセシウムが出ただけで、驚く。対策が不十分ならば、こんな出来事が続くのは当然のことだ。生物濃縮が始まるのだから、これから当たり前のように、さらに細かく、長く、人々の身体の中に放射性物質が取り込まれていく。

私たちの事実は、チェルノブイリから130キロ離れた街にわずか3年しか住んでいなかった妻が甲状腺癌になったこと。それが、牛乳からなのか、水からなのか、分からない。

放射能汚染と共に生きる覚悟が必要で、それを前提に対策を立てていくしかない。

ソビエト政府は、事故の翌日、1100台のバスを用意して事故現場に近い地域から住民を強制移住させた。その封建的な手法に民主主義もなにもないが、結果として住民の命や健康を守ることとなったかもしれない。

日本は、どうか。

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