戦争。世界中に火の粉が飛び散り、燃え広がっています。南無妙法蓮華経。ご奉公の足りなさを痛感しています。
ハマスが、惨虐極まりない、身の毛もよだつ攻撃を仕掛けたこと、女性や子どもを含む市民を残忍に殺害したことは非難され、その罪は償われるべきです。
一方、イスラエルは同じく女性や子どもを含む市民が死傷すると知りながら大規模な空爆や総攻撃などを実施すべきではありません。すでに実施していますがそれは誤りで、過ちですらあります。
パレスチナとイスラエル、特にガザとイスラエルでは、兵力、政治力、経済力に圧倒的な差があります。誰にも明らかです。パレスチナ側に勝ち目などありません。
しかし、こんな無謀な攻撃に出た。残忍な蛮行を行った。人質を取っていますが何十倍、何百倍もやられることを分かった上の自爆テロに近い計画です。
憎悪の根が深く、簡単に抜けません。対話を開始する準備はないでしょう。しかし、攻撃を開始する、エスカレートさせても無惨な結末です。
2003年、聖書を手にパレスチナの地を歩きました。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、ただ一つのバイブル、『旧約聖書』に端を発する兄弟のような宗教です。ヤハウェ、エホバ、アッラーフと、呼び方は異なっても、それは同じ神を指しています。
どうか、「約束の地」で繰り広げられる殺戮の連鎖を、人間が人間として、人間と人間によって、止められますように。
負の連鎖を断ち切るどころか、その負が増大する一方であることを、悔います。
南無妙法蓮華経
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