開導会を前に「地涌緑茶」が完成しました。
お茶は、私たちの生活から切り離せない身近な飲料です。
しかし、お茶というのはその特性から、摘み取った茶葉を洗うことはありませんし、出来ません。
つまり、お茶の葉というのは、茶畑で、どんな風に育てられたかが、すべてそのまま、自分たちの口に入るということなのです。
どんな環境で、どんな土で、どんな薬、どんな肥料を使って、育てられてきたか。
財団法人・佛立生活文化研究所は、仏教的なライフスタイル、食の安全、食の在り方などを研究し、提案するために設立されました。
財団が、佛立農園で作ってきた農作物は、妙深寺の朝市で販売され、大好評です。
特に「地涌米」は妙深寺の中でブランド米としての地位を完全なものにしましたー。
安全で、安心で、美味しい。
信頼は、一方通行では成立しません。
だから、生産者と消費者が、ご信心で結ばれていたら、一番尊いと思うのです。
市場原理の、価格競争ではなくて。
法律よりもっと深くで、結ばれる生産者と消費者。
準備に準備を重ねて、ついに完成した「地涌緑茶」。
妙深寺では開導会から発売開始です。
これに先立ち、今朝から、この「地涌緑茶」をご宝前にお供えさせていただきました。
先日来、新しい器を探して、ずっと清潔に保てるであろう急須も探して、今日を迎えました。
お看経をいただきながら、ご宝前にお供えされた「地涌緑茶」を拝見して、感慨無量でした。
地涌緑茶のパッケージにある説明文です。
「このお茶は、1980年より京都府南端の高地に位置する童仙房(どうせんぼう)高原で、農薬・化学肥料を一切使用しない有機栽培で丹精込めて育てた最高級の宇治茶です。」
最高級の宇治茶ですー。
いよいよ開導会が目前に迫っています。
今週末は、妙深寺の開導会です。
万難を排してお参詣くださいますようにー。
いや、お参詣くださいますようにー、というか、本来お参詣は誰かに勧められてするというものではありません。
自ら進んでお参詣すれば、その功徳は広大無辺です。
そして、是非とも、御題目で育った有機栽培茶、「地涌緑茶」をお求めくださいー。
ポスター、前中マエストロが作ってくれたそうです。素晴らしい。
さすが、大地の恵みを知る男。
ありがとうございます。
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