2014年6月23日月曜日

スーフィズム

センターのお隣に住んでいるのはイスラム教徒と聞いていたのですが、夕方、「今日はうちの宗教の先生が来ている。そちらも日本から僧侶が来ているというので、会ってお話ししたい。」という伝言が来て、お会いすることにしました。

イスラム教徒ではなく、スーフィー教徒、スーフィズムの先生でした。

なかなか、馴染みがないですよね。一般的にはイスラム教に近い神秘主義思想と言われます。

でも、今日、短い時間でしたがお話をお聞きしてみると、イスラム教とはしっかり一線を画しているようでした。「嫌い」とまで言っておられたから(汗)。

お互いの宗教思想について簡単に述べ、最近のスリランカの宗教対立についても意見交換しました。

彼が帰った後、お隣のご主人がもう一度訪ねて来ました。

その先生が、私のことをとても気に入ってくれたというのでした。

そして、最近彼は精神的に不調が続いていて、このセンターで少し修行してみたらどうかというようなことも言っていました。

確かに、スーフィズムは体験的な側面があります。

本当に、ご主人が心配だったので、立ったままでしたが、御題目をお唱えしながら背中をさすらせていただきました。

ご主人がスーフィー教徒とは初めて知りましたが、新しい体験でした。

青年会のみんなと一緒にご飯を食べ、22時過ぎにセンターを出ました。

真夜中、1時20分の飛行機でシンガポールに移動します。約4時間のフライトです

時差があるのでシンガポールは朝の7時過ぎ。そこから角口さんのお宅までお助行にお伺いさせていただきます。有難いです。

青年会のみんなが、車にギューギューに乗り込んで、空港まで送ってくれました。

1台に、16人も乗っているんです。2列目の僕の席は確保してくれているのですが、もう本当にギューギューです。

しかも、大声で歌ってくれて、特にアヌラーダとダクシタ、ダスンやアサンカをメインに、女の子ではヤショーダラ(本人はこの名前はあまりに保守的だから嫌いでヤシーと呼んでいる笑)が日本の曲を歌ってくれました。

狭いから、面白いのかしら。楽しませてくれました。

もうすぐ搭乗します。

今回のスリランカのご奉公も、無事に終わりそうです。

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