センターのお隣に住んでいるのはイスラム教徒と聞いていたのですが、夕方、「今日はうちの宗教の先生が来ている。そちらも日本から僧侶が来ているというので、会ってお話ししたい。」という伝言が来て、お会いすることにしました。
イスラム教徒ではなく、スーフィー教徒、スーフィズムの先生でした。
なかなか、馴染みがないですよね。一般的にはイスラム教に近い神秘主義思想と言われます。
でも、今日、短い時間でしたがお話をお聞きしてみると、イスラム教とはしっかり一線を画しているようでした。「嫌い」とまで言っておられたから(汗)。
お互いの宗教思想について簡単に述べ、最近のスリランカの宗教対立についても意見交換しました。
彼が帰った後、お隣のご主人がもう一度訪ねて来ました。
その先生が、私のことをとても気に入ってくれたというのでした。
そして、最近彼は精神的に不調が続いていて、このセンターで少し修行してみたらどうかというようなことも言っていました。
確かに、スーフィズムは体験的な側面があります。
本当に、ご主人が心配だったので、立ったままでしたが、御題目をお唱えしながら背中をさすらせていただきました。
ご主人がスーフィー教徒とは初めて知りましたが、新しい体験でした。
真夜中、1時20分の飛行機でシンガポールに移動します。約4時間のフライトです。
時差があるのでシンガポールは朝の7時過ぎ。そこから角口さんのお宅までお助行にお伺いさせていただきます。有難いです。
青年会のみんなが、車にギューギューに乗り込んで、空港まで送ってくれました。
1台に、16人も乗っているんです。2列目の僕の席は確保してくれているのですが、もう本当にギューギューです。
しかも、大声で歌ってくれて、特にアヌラーダとダクシタ、ダスンやアサンカをメインに、女の子ではヤショーダラ(本人はこの名前はあまりに保守的だから嫌いでヤシーと呼んでいる笑)が日本の曲を歌ってくれました。
狭いから、面白いのかしら。楽しませてくれました。
もうすぐ搭乗します。
今回のスリランカのご奉公も、無事に終わりそうです。
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