それぞれの月に忘れがたい出来事があり、大切なご奉公がありました。
それでも、時間は、あっという間に過ぎてゆきます。
昨日は婦人会錬成会、今日は6月の月始総講。
力の抜きどころのない、すべて大切なご奉公です。
今日は、ご面会の方から聞いた「逃げ道のない正念場」という言葉が、心に残りました。
本当に、そのように受け止めて、信じる心を、奮い起こしていただきたい。
信じる心。
それこそが、力です。
乗り越える力になる。
信じる心は、質直とともに。
信じる心は、柔らかに。
信じる心は、時間や身体を惜しまずに。
パワーを取り戻すこと。
パワーを手に入れること。
それは、信じる心なのでした。
それが出来たら、お約束のとおり現証が顕れます。
待ってくださっているから。
経力、仏力を前に、あとは、私たち次第。
こちらが信じる心を奮い起こして、質直に、柔軟に、弛まずに、立ち向かう。
「逃げ道のない正念場」
どうか、よろしくお願いします。
ありがたい言葉を聞かせていただきました。
お総講の途中、清啓寺の鵜飼行歓ご住職がご遷化になられたとお聞きしました。
日博上人以来の深い御縁。
明日からはミュージアムの追い込みがあり、きっと、葬儀への参列は叶いません。
生前のご教導に御礼させていただけるのは今日しかないと思い、車で走りました。
美しいお姿で、本当に尊く、有難く、佛立教務道の果てにある絶対の境地を、見せていただきました。
枕頭にて、感謝の御題目をお唱えさせていただき、また、こちらが救われました。
ご高齢の御導師を支えられたご家族や、清啓寺の皆さま。
今日までのご奉公、心から随喜しております。本当に、ありがとうございました。
急いで帰路につきましたが、日曜日の東名高速は行楽帰りの大渋滞。
大井松田から東名町田まで30キロー。
これこそ「逃げ道のない正念場」でした。
冗談ではなく、これも偶然ではなく必然。
現証と感得し、肝に銘じました。
黄砂で、富士山も霞んでいました。
これからの世界が、こわいです。
しかし、これも、「逃げ道のない正念場」です。
ありがたい、お一日(ついたち)でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿