2014年6月1日日曜日

「逃げ道のない正念場」

今日で6月となりました。早いものです。

それぞれの月に忘れがたい出来事があり、大切なご奉公がありました。

それでも、時間は、あっという間に過ぎてゆきます。

昨日は婦人会錬成会、今日は6月の月始総講。

力の抜きどころのない、すべて大切なご奉公です。

今日は、ご面会の方から聞いた「逃げ道のない正念場」という言葉が、心に残りました。

本当に、そのように受け止めて、信じる心を、奮い起こしていただきたい。

信じる心。

それこそが、力です。

乗り越える力になる。

信じる心は、質直とともに。

信じる心は、柔らかに。

信じる心は、時間や身体を惜しまずに。

パワーを取り戻すこと。

パワーを手に入れること。

それは、信じる心なのでした。

それが出来たら、お約束のとおり現証が顕れます。

待ってくださっているから。

経力、仏力を前に、あとは、私たち次第。

こちらが信じる心を奮い起こして、質直に、柔軟に、弛まずに、立ち向かう。

逃げ道のない正念場」

どうか、よろしくお願いします。

ありがたい言葉を聞かせていただきました。

お総講の途中、清啓寺の鵜飼行歓ご住職がご遷化になられたとお聞きしました。

日博上人以来の深い御縁。

明日からはミュージアムの追い込みがあり、きっと、葬儀への参列は叶いません。

生前のご教導に御礼させていただけるのは今日しかないと思い、車で走りました。

美しいお姿で、本当に尊く、有難く、佛立教務道の果てにある絶対の境地を、見せていただきました。

枕頭にて、感謝の御題目をお唱えさせていただき、また、こちらが救われました。

ご高齢の御導師を支えられたご家族や、清啓寺の皆さま。

今日までのご奉公、心から随喜しております。本当に、ありがとうございました。

急いで帰路につきましたが、日曜日の東名高速は行楽帰りの大渋滞。

大井松田から東名町田まで30キロー。

これこそ「逃げ道のない正念場」でした。

冗談ではなく、これも偶然ではなく必然。

現証と感得し、肝に銘じました。

黄砂で、富士山も霞んでいました。

これからの世界が、こわいです。

しかし、これも、「逃げ道のない正念場」です。

ありがたい、お一日(ついたち)でした。

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