この僧侶の方々は、ウィージェセケラ氏のセンターに英会話を学びに来ているのですねー。若くて真面目そうな方々でした。
この数日間、スリランカではまた宗教対立が激しくなり、死傷者が出ています。外務省も旅行者に外出を控えるようにアナウンスしているようです。
いま、スリランカに起きているのは、イスラム教徒・ムスリムと仏教徒との対立、抗争です。
私も訪れたことのある南部の都市で衝突が起き、80名に上る死傷者が出ているとか。
報道にもありますが、イスラム教徒が起こした小さなトラブルが、仏教徒との大きな抗争にまで発展し、仏教徒側がイスラム教徒の店舗などを襲うという事態が発生しているようです。
イラクでも、同じようなことを聞いたように思います。
世界中で、対立や抗争の火の手が上がっています。
仏教徒側の指導者はテーラワーダの僧侶で、「もう戒律を守るよりも、国、民族を守るのが先だ」と言っていると聞きました。
平等と平和。
差別と戦い、迷信から抜け出すのが、仏教であるはず。
しかし、そうは言わせぬ事態や時代が訪れているのでしょうか。
それで、いいわけがありません。
今日、お話を聞いてくださったテーラワーダの方々は、アイデアを共有して、御題目をお唱えくださいました。
福岡御導師のテキストの最後にも書かれているように、法華経は、実は大乗仏教というカテゴリーにも属さない、もう一つ大きな、大乗と小乗、それらを一つに結びつける思想、意志を持つお経です。
レクチャーの前に、先入観を解いていただきたかったので、自己紹介、体験談も交えて、2時間ほど、お話しました。
質問も前向きで、とっても楽しく、有意義でした。
センターに戻ってきました。
これから夜のお助行、御本尊ご奉安のご奉公に出ます。
ありがとうございます。
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