古代ローマきっての弁護士、文筆家。古代のマスメディアとも考えられていたキケロ。しかし、書簡集が発見されて明らかになってきた紀元前の名士・キケロは、知識は豊かでも先見性を欠き、日和見で優柔不断、自己陶酔型、自己保身ばかり考えてる。不動産投資が大好き。情けない。品性がない。
友人アッティクスとの文通を読んでいると、少なからず彼を言動に左右されていたローマの世論というのは、悲劇というより喜劇だったと思う。
いまも同じかな。テレビの中にキケロみたいな人がたくさんいる。いや、会社や職場、いろんなところにいるように感じます。
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